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修善寺観光 [旅のお話]

修善寺東京母娘旅行その2
お腹も一杯になったし、チェックインまで時間があるし、観光 観光。

修善寺というくらいだから、やっぱり寺に行かなくては。
お寺は修禅寺と書きこの地域一帯を示す修善寺とは文字が違う。
その修禅寺で一番興味深かったのが、手を清める手水舎。龍の口から出ているのは、
お水ではなく温泉。さすが温泉の中心にあるお寺。

修善寺と言えば、源頼家が幽閉・暗殺されたのがこの地だったと言うことで、
頼家ゆかりの場所がいくつか。歴史には疎い私は、頼家って何代目のどんな人
だったっけ?と言いながら見ていると、ちゃんと書いてありました。
源頼朝の子で、頼朝の死により18歳の時に2代将軍となったものの、祖父北条氏に
疎まれ 病気静養を理由にこの地に幽閉。さらに23歳の時に 入浴中に暗殺された
という短い生涯の方でした。

その源頼家の墓の側に咲いていたのが不思議な花でした。
花 1.jpeg
樹木に咲く白っぽい花で、遠くから見えると小手毬の様に小さめの花がまとまって咲いてる。
蕾は金平糖。
咲いた花を正面から見ると、まるで折りたたみ傘を内側から見ている形。
裏から見ると折りたたみ傘の中段あたりに8つほど角が生えている。
形が面白くて 何枚も写真を撮ってしまったのだけど、見れば見るほど面白い。
そして、絵に描けば描くほど「こんな花無いでしょ」という嘘っぽさ。
頼家の墓がある指月殿あたりに沢山咲いていました。
何という樹なのか知りたいなぁ。

修善寺の観光ポイントはもう一つ、修禅寺物語を書いた夏目漱石なのだけど、
少々離れているので今回は全く寄らずに終了。

狩野川にそって遊歩道が作られていて、その中に竹林の小径という場所があります。
まさに竹林の中に人が歩ける道が整備されているのだけど、竹の緑が
てっぺんが見えなくなるほど長く垂直に伸び、縦のラインがきれいに続く様は
本当に「日本の美」を思わせる風景。
丁度5月末から蛍の夕べも催されるようで、たしかにふわっと蛍が飛んでいそうな風景でした。

さぁ、そんな幻想的な風景を見て 今回の最大の目的地 宿に行きましょう。

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コメント 4

飛騨の忍者 ぼぼ影

手を清める龍の口からでるのはお湯ですか?
さすが温泉地ですね。
by 飛騨の忍者 ぼぼ影 (2008-05-28 16:05) 

幸福もん

>飛騨の忍者 ほぼ影様
ご訪問ありがとうございます。
そうなんです、何の気無しに手を清めようとして驚きました。
修善寺の温泉は無色透明なので、本当に水のように見えました。
by 幸福もん (2008-05-28 20:51) 

mana

かわいいお花の絵
本物を見たくなりました

いつも素敵な絵に感動しています

修善寺の宿
楽しみです
by mana (2008-05-29 00:09) 

幸福もん

>mana様
絵にも描いたお花は本当に不思議な形で可愛らしい物でした。

絵の事 ありがとうございます。
どんな絵を描こうかと毎回楽しんでいます。

宿の話は、ながっ!と言われそうなくらい長くなりそうです。
語りたいところが沢山…
by 幸福もん (2008-05-30 07:45) 

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