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グレデヴォージュ [おうちの食卓]

今週の週末の食卓は、この前の軽井沢旅行で食材の火の入れ方と
いうものに興味を持っていたので、焼き物をやりたい!と言うわけで
豚肉のソテー。
レストラン大宮の大宮さんの説明を見ながら、スキレットという
鋳鉄製のフライパンを使って焼く。肉はちゃんと室温に戻して、
予熱したスキレットで焼く。
最初は18秒でひっくり返して、後は肉汁が表面に浮いてきたっと
思ったらひっくり返すというやり方で約4分焼く。
その後肉汁を落ち着かせるために65℃〜70℃で5分程度休ませる。
この、65℃から70℃という温度が一般家庭では難しい。レストランなら
オーブンの上とか少々熱いと言う場所はあるけれど、一般家庭では
作り出さねばならないのだ。結局、ガスコンロの魚焼きを少々熱して
おいて火を止めた中に入れて休ませる。

できあがりは、もうちょっと火を入れる時間が短くても良かったかも
って感じ。大宮さんのレシピでは1枚220グラムだったけど、私が
買ってきたソテー用の切り身は1枚100グラム程度だった。
銘柄豚を選んだので大きさはやや小さめで厚さが厚いものを
選んだのだけど、まだまだ足りない様だ。そりゃ自分で切らないと
そんなに厚いソテー用の肉はないのかも。

それでも、焼いた後の肉の脂とアプリコットジャム、ワイン・塩胡椒
で作ったソースをかけるとなかなかいけた。

そして今日はチーズの話をしよう。私が週末の食卓をしつこく
書いているのは、チーズを食べたメモを書きたいからと言うのも
一つの理由。週に1回〜2回食べているのだけど、美味しいなぁだけで 
チーズの種類や感想が流れ落ちていく。そんなチーズ日記を書きた
かったのだ。
いつもチーズの説明を少し加えているけれど、今日は詳しく書いてみよう。
グレデヴォージュ.jpeg
今回食べたのは先週買ってきたおフランス産ウォッシュタイプの
牛乳チーズ「グレデォージュ」。楕円形のチーズの表面にしだの葉が
くっついているのがトレードマーク。
チーズの注意事項として「香りが気になる方は皮を取り除いて
お召し上がり下さい」とある。しかし、香りが気になる方は
このチーズは買わないでしょうと言うくらい香りが強い。
ウォッシュタイプのチーズは強い香りのものが多い。我々はその香りも
含めて好きなのだけど、ダメだという人がいるのもまた理解できる。
私だってドリアンは食べられない。くさややウォッシュタイプの
チーズはどんとこい!なのだ。
今回食べたグレデヴォージュは香りの割には、塩分も強くなくて
クリーミィ。熟成感もたっぷりで、ウォッシュ好きにはたまらない
一品。やや深めの今日のワインとも合った。


<週末の食卓>
豚肉のソテー アプリコットソース
米ナスとズッキーニのマリネ バルサミコと粒マスタードのソース
フレッシュトマトのサラダ 日向夏ドレッシング
オリーブマーケットのオリーブ(イントス)・ドライトマトのマリネ
パン:ドミニックジュランのセーグルノア・ライ麦クルミ
チーズ:グレデヴォージュ
ワイン:グランサッソ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ2006
  安いワインだったけど、深みもあって結構気に入った。
  深めの赤が好きな方にのデイリーワインにちょっとおすすめ。

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うさこ

肉を休ませる、なんて気にしたこともなかったです。そうやって丁寧にすると食感や味も変わってくるものなんですね。そしてチーズ。最近値段が高くなったので我が家ではめったに買わなくなっちゃいましたが・・・チーズ日記、いつも楽しみにしてます。そういえば私も、もとはワインのことを残したくてブログを始めたのでした。なんかわかる気がします。
by うさこ (2008-09-22 09:26) 

幸福もん

>うさこさん
楽しみにしていて下さるなんて嬉しいです。
そう言ってもらえると頑張っちゃうなぁ。

ステーキやローストビーフなどは焼いてすぐ食べると肉汁が
出やすくなっているので、暖かい所で少し休ませるといい
らしいです。
熱く熱された水分は蒸気になろうとして、動き回っているから
ちょっと落ち着かせてあげないといけないと言う風に思って
います。
by 幸福もん (2008-09-22 22:31) 

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