さっぽろオータムフェスト2008

昼食前時間には人が多かったけど、夕食前のこの時間なら大丈夫
じゃないかと、札幌大通公園で開かれているイベント
「さっぽろオータムフェスト2008」をのぞく。

札幌大通公園はヨーロッパの公園の様な雰囲気がある。
気候のせいもあるだろうけど、街中の緑の公園に地元に暮らす
人々がベンチに座っていたり、芝生に座っていたりで　なんとなく
憩っている。公園を地元のものとして大人も子供も楽しんでいると
言うのが　とってもヨーロッパっぽい風景に感じる。
そんな大通り公園で食べ物を食べるというのは気持ちがよい。

特に何があるわけではなく、木があり緑があり、そこにがたがたするよな
イスに座ってでも大空の下　酒を呑んで何かを食べるのがとても楽しい。
キャンプに行くのとはまた違った　お外でご飯の楽しみ。
お弁当をもっていく花見の気分と言ったらいいだろうか。
（北海道だと花見はジンギスカンだけどね）

さっぽろオータムフェスト2008は、大通公園5丁目〜8丁目で　
それぞれの会場で趣の異なるお店になっている。地域の物産が買える
8丁目、北海道産のおさけとつまみが食べられる7丁目、カフェと
ＢＡＲの6丁目。ラーメンとご当地グルメの5丁目。

我々が向かったのは6丁目のさっぽろタパス。
立ち飲みと軽いおつまみが１コインで楽しめるカウンターバー。
小さなおつまみとワインやシェリーなどのお酒を買って、立ち飲みをする。
周りには座る事が出来る席もあるけれど、ここは食前酒と割り切って
さっと飲んで　次の店に向かいたいという感じ。

おつまみ２つと相方はシェリー酒、私は白ワインシャルドネを選ぶ。
つまみは、シュー皮の中に豚のリエットが詰まっているものと、
鴨のパテ。豚のリエットが詰まったシューはオリーブ2つと一緒に
鍋敷きみたいな木製の板の上に紙を敷いたものの上に乗ってきた。
鴨のパテ2きれはピリ辛キュウリと一緒に小さなアイスカップ位の
プラカップに入ってきた。長目の爪楊枝が付いていて、それで
ちょいちょいとつついて食べる。

オリーブやパテは2きれ以上あったから良いとして、シューは一つ。
半分ずつかじるか。
最初に私がつまんではふっと食べるっっと、中身がない。
あれれ？私はシューを買ったんだっけ？
そのまま半分かじったシューを手に持って、「中身が入ってない外れの
シューだったんですけど…」と言いに行く。あららっというわけで、
あたりのシューをちゃんとくれました。
シューには切れ目は入っていたから　入れようという意志は多分
あったのだろな。でも作業の途中で誰かに話しかけられちゃったりして　
なんだか解らないうちにできあがりの場所におかれてしまったの
でしょう。そう考えるとなんだかおかしい。

今日はやっぱりそんなちょいとはずれの日だったのね。
でも、これで笑って　話のネタにできるから、悪くもないか。
ちょっと面白い経験。

さて、中身が入ってないものと入っているもの2種類のシューも食べたし、
グラス1杯の食前酒ものんだから　さて夕食を食べに行こうか。

夕暮れ時の大通公園は　暑すぎもせず、寒すぎもせず　楽しい気分に
包まれていた。
外で飲み食いするのは　なぜだかちょっと心躍る。こんな秋の日も楽しい。

さっぽろオータムフェスト2008
9月26日〜10月5日
6丁目会場　「大通バザールアミーゴ」は11：00-20：30
会場やお店によって開催時間にはばらつき有り。

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