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お節 中の重 [食卓の素(札幌圏の食材)]

お節 中の重

洋の重とはうって変わって、中華はかなり中華によっている。
勿論これも、脇屋さんがイメージしたお節であって全くの中華と
いうわけではないのだけど、醤など中華風の調味料が入るだけで
中華っぽく感じられるからなのかもしれない。
お節中.jpeg

脇屋友詞さん監修の中華の重18品目
チューニャン鶏こんがり焼き
大豆
白菜錦紙巻

スモーク豚タンで項名敷く
特製河豚XO醤 ピッと辛く!
バイ貝山椒煮
切り干し大根
インゲン豆の香り炒め
チャイナベーコンの塩・胡椒風味
ドライトマトでビタミンいっぱい
豚肉蜜焼きチャーシュー
椎茸旨煮
細たけのこの醤油煮
くわい
うめ人参
絹さや
オレンジ風味の高野豆腐

一番のヒットは特製河豚XO醤 ピッと辛く!。真ん中の紙で
包まれて羽根風に仕上げてあるものの中身がこれ。河豚でXO醤を
作ったそのもの。河豚の皮や身、内臓などとニンニクなどの
香味野菜が刻んで入れてありピリ辛の味付けで醤にしてある。
これをちびちびなめながらお酒を飲むのはとっても幸せ。
ちょびっとしかないものなのだけど、箸でちびちびすくい
ながら嘗めるようにいただく。

チューニャンとは、中国の甘酒のような調味料。そんな調味料に
つけてこんがりと焼いた鶏は みりんを思わせる甘味と味噌を
思わせる発酵感。何だか美味しいなぁ。豚バラを酒かすで炊いた
ものを思い出す。でも、この調味料は日本ではなかなか手に入らなそう。
またどこかで出会えるのを待ちたいな。

右下の真っ赤なものは豚肉のチャーシュー。そうそう、中華の
チャーシューってこんな色だったと思いつついただく。中華は
こんな風に色の使い方がもう違う。中華の正月のごちそうも
こんなものが出るのだろうか。多分旧正月がその時期にあたる
のだろうけど。

中華の重を食べていて思うのは、中華は肉の脂身を美味しく
調理するのがうまい。豚バラも、鶏も脂部分が美味しい。
あっさりしているとは言えないけれど、歯ごたえやぷりっと
した感じなどが 美味しい素なのだなぁ。

今回のお節は、全体にコンパクトで飽きることなく全体が
年取りの1回の夕食だけでほぼ完了。量的にも丁度良かった
感じで全般に好評。ただ、我が家で何年もあの年のお節は
美味しかったといわれているお節の仲間入りまでは行かない
かな。来年は回帰してみようかな。

毎年のお節は どれにしようかと選ぶときから楽しみが始まっている。
食べ終わってしまうとちょっと寂しい気持もするけれど、
また今年の末にも選ぶのを楽しみにしよう。

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コメント 2

涼

こんばんは!わぁ、またまた素敵な絵とともに堪能させてもらいました~。あぁ~、やっぱりプロの方のお料理はどれも美味しそうですね!!文章読みながら頭の中でまるで自分がいただいているかのように想像しちゃいました(笑)。想像力は結構使える(笑)。

この中華のお節が未体験でとっても興味深かったです。



by 涼 (2009-01-05 20:41) 

幸福もん

>涼さん こんばんは!
その通り、中華が一番面白かったです。
文章を書きながら力の入り方が違ってきてますね。

食べているときにはそれ程はっきり認識していなくても
こうして文章にしてみると、「そうだったのね」と自分で
思ったりしています。

by 幸福もん (2009-01-05 22:05) 

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