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北老虎(ぺいらおふー) [近所の食卓(札幌圏の飲食店)]

映画を観終わって昼食を食べよう。
何にするかと問われれば、餃子。掬えなかったパロディはこんな所に
影響する。

ステラの飲食フロアで餃子と言えば 北老虎。
このお店は鰻の寝床をL字に曲げたような形。カウンターが中心で
テーブル席は有るのかなって位。大人数で来るには向かないけれど 
小人数でちょいと食べるには丁度良い。
ここは 1つ1つのポーションが小さめというところもちょっと
気に入っている。
通常はランチで坦々麺1品頼めば お腹一杯になってしまうけれど、
ここだと点心をもう1種類ずつ頼むぐらいの余裕がある。

餃子はスタンダード焼き餃子と四川辛味ダレ餃子の2種類頼む。
これに相方は坦々麺、私は揚げ麺タイプのあんかけ焼そば。私は
このあんかけ焼そばというのに目が無い。これを食べ始めると 
非常に早い。ぱりぱりの内に食べ切らなければという気持ちが 
私を駆り立てるのだ。

焼き餃子は結構ジューシー。ビールのお供に最適。半分かじると 
口の中に肉汁が出てくると言うのは餃子の楽しみの一つ。皮の
香ばしさと一緒になって楽しむ。
揚げ麺タイプのあんかけ焼そばは 麺が細いタイプ。この日、
カメラを忘れてしまって携帯で撮影していた事もあって、ぱりぱり
部分がかなり少なくなっていた。結構水分が多めの餡がたっぷり
かかっていることもある。残っているパリパリを追い求めて食べて
いるものの、半分以上はパリパリが失われてしまった麺になってしまい悲しい。
ただ、豚肉は薄切り肉ではなく、チャーシューを少し厚めに切った
ような存在感のあるバラ肉。これがなかなか良かった。単に豚と野菜の
広東風炒め物として食べていた。麺は添え物。逆に、ぱりぱり麺ではなく、
焼そばタイプの方が合っていたのかもしれない。

実際、北海道ではこの揚げ麺タイプのあんかけ焼そばってあまり見かけない。
焼そばをそのままかりっと焼き上げた物に餡をかけると言う方がずっと多い。
その影響なのかもしれない。
ただ、あのぱりぱり麺を愛している身からするとちょっと残念。

辛味餃子はつるりとした水餃子の上から辛いソースを掛けたもの。
北老虎.jpeg
この辛いソースは赤黒いのだけど、唐辛子の辛さというより、しびれる
花椒の辛さをより感じる。シナモンなどの香りもして陳健一式餃子のタレ
を思い出す。厚めでつるんとした水餃子特有の皮に辛味ソースと粗みじんの
葱を絡めて口の中にほおりこむ。これまたビールに良く合う。
個人的には餃子はこのつるんとした皮が美味しい水餃子や茹で餃子が焼き餃子
よりも好き。自分で作る時も餃子といえば水餃子。実家の父はあまり台所に
入らない人だったけど、餃子は彼の独壇場だった。青島で生まれ育った父の
餃子は本場の餃子なので水餃子だったのだ。中国では水餃子が主流だと聞く。
そんな流れがそのまま私に流れている。

映画の中での餃子については謎が解けていないけれど、ひとまず今日は
勘弁してやろうと言う気になる。

中国麺飯居 北老虎(ぺいらおふー)
札幌市中央区北5条西2丁目 札幌ステラプレイス6F
011-209-5127
11:00-23:00 無休


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