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お節 和の重 [食卓の素(札幌圏の食材)]

今年のお節は大丸・松坂屋特別企画「3人の巨匠シェフの美味饗宴おせち」
というもの。これについて語ろう。
これは、小山裕久が和の重、石鍋裕が洋の重、脇谷友詞が中華の重
という3人のシェフが監修して作ったというもの。うたい文句が
「進化し続ける料理人達の結晶。和・洋・中、卓越した技を一堂に。」
というもの。一度に語るのは惜しいので今日は和の重について。
お節和.jpeg

小山裕久さん監修の和の重16品目。
鮭西京焼
田作り
吹き寄せ玉子
かじき昆布締
竹筒いくら
からすみ
花百合根蜜煮
松風
祝い奉書巻
紅白かまぼこ
数の子
鮭骨昆布巻き
黒豆蜜煮
水玉大根
水玉人参
花餅

お節はやっぱり和のものだ。お節と言えばこんな感じという王道を行き、
しかもどれも美味しい。中でも私が一番好きだったのは松風。
松風とは、鶏肉のミートローフ。鶏肉とレンコンなどを併せて
型に入れて焼いたモノ。上に松の実が乗っていたりする。
ちょっと固めのぷりっとした歯ごたえのものだと思っていた。
今回の松風はしっとりとなめらかで、口に入れたとたん驚く。
だからといって、箸でつかむのに柔らかすぎるって訳ではなく、
どんなレシピで作っているのだろうかと興味がある。
カジキの昆布締めは、透明なかじきの身に昆布がしっかりと
張り付いたサンドイッチ状態。これが良い具合に水分も抜けていて、
ぶりっとした歯ごたえとしっかり旨みという感じ。
どれもこれも、酒のつまみにも良い。
年とりだからと、シャンパンを飲んでいたのだけど、日本酒も
欲しくなる そんなお重。

いくらや黒豆の上あたりに、大根や人参をまあるく削った 
水玉大根や水玉人参が入っていてこれもまたお正月気分が
盛り上がる。また、上には木の枝に紅白の餅が刺さっている
お飾りの様な花餅がのっけてあった。お飾りではまあるいお餅を
枝に刺したものの代わりとしてまあるいボールを針金の様なもの
に指したものを見るけれど、本当にこうして餅を枝に刺したもの
を見るのは初めて。しかも、ほんのり甘い紅白の餅はかわいらしい。
噂で聞いていたものを食べられた喜びというのもあって、
なかなか嬉しい一品。

やっぱりお節って和のものだねと感じたお重でした。

この調子でいくとなかなか正月までたどり着かなそうだけど、
明日は2回ぐらい更新の予定。
まだしばらくお重の話が続きます。
(まだ31日夜の食事が始まったばかりという…)


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