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お節 洋の重 [食卓の素(札幌圏の食材)]

さて、洋の重。洋の重をみてみてあれ?と首をひねる。通常の
お節の洋の重だと、ハムやテリーヌなんかが詰められてて 
あきらかに洋の重だと解る。だけど、今回のお重は洋の重は
和食なのではないの?と思ってしまうような仕上がり。
お節洋.jpeg
石鍋裕さん監修の洋の重14品目
松葉ガニ奉書巻
ニシンマリネ
若鶏の和風ロースト
鴨団子
近江こんにゃく
うど田舎煮
帆立貝の燻製
ほたるイカうま煮
紅芋の金とん
紅鱒の燻製
紅白なます
さいまき海老うま煮
牛肉の八幡巻
特製ガランディーヌトリュフ風味

石鍋さんがイメージするお節を洋の技術を使って作ったお節
という感じだね。
ガランティーヌというのは鶏などに詰め物をしてオーブンで
蒸し焼きにするフレンチらしいものなのだけど、これでさえ
和風のアレンジがなされているので、鶏肉のロール巻きと
言えそうな和の1品に仕上がっている。

上段真ん中のコマにある赤い四角いものが近江こんにゃく。
ええっ、これなに?と言いながらお品書きを見て解ったもの。
そうだ、そう言えばこんな赤いこんにゃくってどこかで
食べたことがある。かの織田信長が派手好みであったために
こんにゃくも赤く染めさせた事から始まったというもの。
色が違うだけでこんなに雰囲気が違うものなのだ。
この近江こんにゃくと一緒に入っていたのが、鴨団子。
これがしっかりと鴨の濃い味わいが感じられるしっとり団子。
うど田舎煮も含めてこのコマが一番印象に残った。

松葉蟹の奉書巻きと一緒に小さくカットした色とりどりの
野菜と一緒に詰まっていたのが鰊のマリネ。これがほぼ唯一
フレンチっぽい彩り。鰊のマリネもこんな風にパプリカや
大根などと一緒に盛りつけると、ピクルスがソースの様に
まとわっていてきれい。こんな風に盛りつけるのも良いなぁ。

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