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加藤順漬物店 [遠くの食卓(国内の飲食店)]

京都のお土産 その2

京都に行ったらやっぱりお漬物を買って帰りたい。そんな時必ず
寄るのが加藤順。祇園などからはちょっと外れた場所の住宅街の
ような所にある。あまり広くは無いお店に多くのの種類のお漬物
が並んでいる。飾り気は少ないけれど、お漬物は美味しい。
今回はどれにしぃようか。日持ちのしないお漬物も多いので、
買いすぎないように気をつけないと。

まずはこの時期のすぐき、千枚漬け。
その彩の良さに引かれた紅大根は、ウィンナーほどの大きさの
小さな紅色の二十日大根を浅漬にしたもの。見た目が愛らしく 
ぱりぱりとした歯応えがたまらない。
サラダ感覚でバリバリ食べてしまって出したその日に半分以上が
無くなり、次の日にはなくなっていた。
加藤順.jpeg

すぐきは「すぐきかぶら」を漬けた漬物で、酸味が特徴。
このすぐきは札幌あたりの漬物やではあまり目にしない。
この酸味があまり好かれないのだろうか。買ってきて開けた
最初の日は「あれ?今回ちょっと酸味が少ないかも?」と
思っていたけれど、日が経つと段々と酸味がでてきた。この
あたりが漬物の面白いところ。我が家では少々漬かった酸味が
出て来た物が好き。しっとりともぱりぱりとも違う ちょいと
噛み切り難い歯応えが あぁすぐきだと思わせる。

千枚漬けも札幌の百貨店でも売っているけれど、ここのものは
ちょっと違う。やや歯ごたえの残るしっとりとした味わいが
とっても気に入っている。冬の時期しかない漬物だから 
寒さよありがとうと思いながら食べる。これもあまり日持ちが
しないのだけど、賞味期限の心配はあまり必要ない。あっという
間になくなってしまうから。昆布のねっとりつるつるすべるの
をものともせず、皆どんどん食べていた。

この他、志ば漬けと山椒漬けを迷って 山椒漬けを。ナスを
漬けたものも気になったけれど、そんなに食べられないと困るから。

京都から帰った次の日に到着するようにクール便で手配していた。
京都の思い出をひきずった月曜日の夜は ごはんと漬物がメイン
ディッシュの食卓だった。字面からすると素朴な食卓だけど、
彩りも豊かで 楽しめる夕食。いつもは1合で大人3人+翌日の
お弁当分まで出てしまう我が家だけれど、こんな美味しい漬物が
あるときは別。ご飯が進む進む。京都での話などしながら 
舌もお腹も気持ちも幸せな 余韻の食卓。

加藤順漬物店
京都市左京区二条大橋東三筋目北側
TEL 075-771-2302
通販もあり

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