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ワルキューレ [映画と本のお話]

ワルキューレとは、最後のヒットラー暗殺計画の事。
トムクルーズが主演している映画がただ今公開されている。
ワルキューレ.jpeg
映画を観て一番に思ったのは、その年代が私が思っていた
よりもずっと新しかった事。
1944年あたりのお話なのだ。
よく考えてみれば、ヒットラーについては動画映像で残って
いるし それ程昔のことではないということはわかる。
しかし、1944年と言えば私の親が生きている時代だ。
中学・高校と歴史で習っている時には、自分が生きてきた
期間が短かったせいか 中世も、江戸も、ヒットラーも
ひとくくりにして「歴史」=「昔の事」と思っていた。
歴史が好きな方なら目をむきそうなくくりだが、実感が無い
ということで言えばどれも同じだったのだ。

沖縄の日本返還も、私は九州に住んでいたこともあって 
よく覚えている。ベルリンの壁の崩壊も、あのリアルタイム
で見た9.11も第2次湾岸戦争も 段々と過去の事になっていく。
遠い昔の話ではないのだということが強く感じられた。

同じヒットラー時代の映画でシンドラーのリストを見たとき
には戦争の残酷さについて思ったけれど、こんなに近いこと
だとは思っていなかった。今だって、一歩間違えば進んで
しまうかもしれない。流されてしまえばそれが普通だと
思ってしまい、思わされてしまうのだ。そうならない為に、
考えていかねばと強く感じた映画だった。

タグ:映画
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