時鮭のお頭焼き

前日におでん一平から譲って貰った時鮭の頭。大将から焼き魚は
網で焼いてはダメ。どんどん落ちる脂がもったいないから絶対に
フライパンで焼くこと。フライパンで焼いて脂を戻してあげること
が美味しさの秘密。と教わっていた。フライパンに脂も何も引かず
に両面をこんがり焼く。途中はフライパンに蓋をしてね。

「おまけでこれも入れておくね」といただいたのは椎茸の軸。
これは手で裂いて人参と一緒に甘辛く煮る。これだけでもうおつまみ1品。
ありがたや。

その日のぞいた大丸の野菜売り場では水なすが出ていたので、これを
そのまま切って醤油でいただくことにする。水なすはリンゴのような
しゃくしゃくした食感と甘さが夏を感じさせる。水なすでビールなんて、
夏そのものじゃないか。加えて京野菜フェアをやっていたので伏見唐辛子
を購入。これも焼いていただこう。
何だか小鉢がちまちま並ぶ　呑んべえの食卓。

ただ焼いただけの時鮭は脂が乗っていて旨い。今回は自宅なので、
良いだけ箸でつついた後は手づかみで骨をしゃぶって余す所なく　
お腹の中へ。半分に切られた時鮭の頭は、骨のかけらだけになって終了。
皮も目玉も軟骨も綺麗に平らげました。北の恵みを有り難う。

＜この日の食卓＞
水なすの刺身
三つ葉の柚子胡椒和え
椎茸の軸と人参の甘辛煮
伏見唐辛子の焼き浸し
茹でオクラの小鉢
時鮭の頭焼き

ごはん
自家製ぬか漬け

タグ：水なす 時鮭

コメント 2

いつも、
　スッキリとさりげなく文中に
　そのくせ、妙に存在感を持ち
　今日は！？
　と期待させてくれる素敵なえなんですが
今日の時鮭のお頭
　　　　何とも目が訴えてくる感じで・・・

　　どうすれば、こんなに素敵でさわやかな絵が描けるんですか！？
by miopapa (2009-06-23 10:55) 

>miopapaさん
絵を褒めていただいてありがとうございます。
とっても嬉しいです。

絵はほとんど日々描いているので時間に追われたり、あたふたしながら
描いています。さすがに1年毎日描いていると変わってくるようです。
ただ、描いている大きさで見ていると、あぁ似てないなぁと思っても
小さな画面になって遠目にみてみると、それらしく見えるので不思議です。
そんな目くらましのお陰です。
by 幸福もん (2009-06-23 22:32)