残りのトリッパ：あじのねた：SSブログ

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残りのトリッパ　[おうちの食卓] [編集]

先週下ごしらえしたトリッパが半分残っていた。さてどうしようか。
トリッパで検索してみると　トマト煮込みが圧倒的に多い。それ以外
ではリンゴの発泡酒シードルで煮込むと言うのがちょっと気になるけれど、
このトリッパはまだかなり内蔵臭がするシロモノ。繊細な味付けにしても
負けるなぁと、これまた香りが強いラムの赤ワイン煮をアレンジして
作ってみよう。

＜トリッパの赤ワイン煮＞
下ごしらえしたトリッパ5ミリ幅位に細長く切ったもの　500グラム程度
玉ねぎの微塵切り　1個分
赤ワイン　500CC〜750CC
ブルーベリージャム　　大匙２
バルサミコ酢　　　大匙３（50cc程度）
タイム・ローズマリー・ローリエ
1. 玉ねぎのみじん切りを狐色になるまで炒める
2. 1.にトリッパを加え、赤ワインを盛大に加える。この状態で
火を強めてアルコールをしっかり飛ばす。
3. トリッパが隠れる程度　水を加え、ブルーベリージャム・
バルサミコ酢・ハーブを加えて弱火で煮込む。
4. 水分が少なくなったら足しながら弱火で2時間程煮込む。最後は
水分を飛ばすようにして煮詰める。甘味がある為　焦げ付き易いので注意。
煮込みは時間があれば20分ほど火を入れて数時間置くというのを
数回繰り返す方が美味しく出来上がる。私は朝から火を入れて途中で
出かけるときには火を止めてというのを数回やっている。

これが、出来上がってみれば中々良い。タイムとローズマリーは多めに
入れるのがポイント。特に、乾燥スパイスを使う場合は、長いこと
スパイス棚に残ってしまいがちなので、気前良く使った方がスパイスの
回転もよくなって美味しく保てる。個性のある肉は甘さ・酸味・香りを
しっかりつけるとバランスが良い。お皿の底に残った甘酸っぱいソースを
パンで掬いながら、トマト煮込み以外でも結構いいじゃないかとにんまり。

＜この日の食卓＞
トリッパの赤ワイン煮
オリーブマーケットのオリーブ　小豆島
ピクルス　ディルサワー
自家製ホワイトアスパラのピクルス
パプリカのマリネ
トマトとバジル、ラディッシュのサラダ
パン：ミニバゲット・カレンズのハードパン
チーズ：メモをするのを忘れてしまったので名前が不明。山羊乳のチーズ。
上級者向けに惹かれて怖いもの見たさで購入したがそれ程癖は強くなかった。
直径5センチほどの円筒形で外側は茶色、切ってみるとシェーブル特有の
やや酸味のある真っ白な芯が現れる。シャロレかも。

タグ：トリッパ