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宮城スタジアム [旅のお話]

初夏の鉄道の旅その6

今回の旅の目的の一つが贔屓のサッカーチームのアウェイ戦の応援。
この為に11:25に仙台駅に着いた我々は荷物だけコインロッカーに
入れて 宮城スタジアムに向けて移動を始めた。
この宮城スタジアムは、2002年日韓ワールドカップ開催時に、日本の
最後の試合 決勝トーナメント第1戦の会場になった場所。便利の悪い
ところに有るとは聞いていたが、確かにそうだった。
事前に調べていた所、仙台駅から宮城スタジアムまではシャトルバスで
約1時間。試合開始は13時と言うことで急いでバス乗り場に向かったのだ。
このバス乗り場は一般のバスが発着するターミナルではなく、ちょっと
離れた場所から臨時で発着する。そこに長蛇の列が出来ている。
シャトルバスを待つ列なのだけど、バスは来ない。炎天下の路上でバスを
待つこと25分。その間にも我々の後にも列は伸びていく。

途中で先頭まで見に行くとバス3台分ぐらいの人が待っている。1時間半
前には並んだ物の、このままでは開始時間に間に合いそうにない。
やっとバスがやってきては乗るという具合に進んできっかり3台目に
我々は乗ることが出来た。
それからバスに揺られること45分。幹線道路などを通りつつ、明らかに
郊外に進んでいくバス。本当にこんな所にスタジアムが有るのだろうかと
不安になってくる様な中にスタジアムなどを含む運動公園が登場する。
あぁ、第3セクターのなせる技と実感する。この距離では、仙台の人たちが
気軽に利用出来るという施設ではない。ワールドカップ終了後、もてあまして
しまったとしても疑問はない。
バスを降りた次点から入り口まで歩くこと10分以上。我々がスタジアムに
着いた次点で試合開始ぎりぎり。これは本当に我々の後ろに並んでいた多くの
人達は試合開始に間に合っていない。それはバス3台以上はいたはず。
本当にアクセスが悪いスタジアムだ。

その日は、仙台でも日中29℃まで上がった日。太陽がじりじりと照りつける中、
私は朝ご飯も食べていないし、もちろん昼ご飯も食べてはいない。ビールでも
飲みながら何か食べようと、スタジアムの売店に走る。と、ビール売り切れ。
それも、アウェイ側の売店2カ所が売り切れ。出入り口に近い場所まで行くと
やっと売っていた。ここで、ビール2杯と一緒に牛タンピロシキ、牛タンまんじゅう
を買って席に戻る。
牛タンまんじゅう.jpeg
仙台といえば、牛タン。この牛タンがはいった肉まんが牛タンまんじゅう。
肉まんなので、甘くはない。この牛タンまんじゅうは皮がほんのり緑色。
そう、仙台と言えばずんだ。枝豆が入っているらしい。餡の部分にも肉と
一緒に砕いた枝豆が入っている。なかなかうまい。肉は牛タンだけなのか、
牛タンを含む肉なのかは解らないけれど、砕いた枝豆の味が加わって 
普通の肉まんとはちょっと違う味。私は好きだな。

その後、ハーフタイムには生ビールサーバー用の氷も補充されて再度
売り出されはしたようだけど、再び売り切れ。これは札幌のサポーター
が予想を遙かに上回る人員が集まったのか、それとも予想を遙かに上回る
ペースでビールを飲んだのかのどちらかだ。両方かもしれない。後半戦が
始まった後、やっぱり呑みたいと走ったものの、各売店は店じまいを始めて
いて売ってもらえなかった。

試合の内容も、喜んで書くべき物はなく、スタジアムから出るときには、
これからまだ旅行は続くし、美味しい物もまだ沢山食べる。お楽しみは
これからこれからと自分を鼓舞する。この旅の目的は一つ闇に葬られた
瞬間だった。

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mei

美味しそうかも~。
今年は肉まんをあまり食べられなかったので今、とーっても食べたくなりました!
by mei (2009-07-06 17:13) 

幸福もん

>meiさん
肉まん美味しかったです。暑い日だったにもかかわらず、
はふはふいって食べました。枝豆がポイントです。
by 幸福もん (2009-07-06 22:16) 

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