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ココ・アヴァン・シャネル [映画と本のお話]

誰かの人生を思うときに、その人は幸せではなかったのではないかと
考えるのは傲慢な事なのかもしれない。他人から見て幸せな人生も、
本人が幸せだと思っていなければ幸せではないし、他人から見て不幸な
人生も、本人は幸せかもしれない。

現在のシャネルを作ったガブリエル・シャネルの人生は幸せだっただろうか。
私はシャネルの人生が どのような人生なのかということを全く知らずに
映画を見たが、彼女の人生は平坦な人生ではなく、その人生を自分で切り
開いていった人なのだった。

映画の中で、彼女が転がり込んだ貴族の男が言う。
「英国では婦人も働くらしいが、フランスではもっと女性を大切に扱うのだ」
働かない人生が全ての人にとって良い人生とは限らない。働きたい女もいる。
女性を大切に扱うことが仕事をさせないことという考えを持っている人は今の
日本にもいるだろう。それが大切にされることだと思う人もいるだろう。
しかし、私は働きたい女の側にいる。シャネルと同じとは言えないが、
働かない幸せを感じる人もいれば、働く幸せを感じる人もいると言うことだ。
どちらが良いと言うことはない。そのどちらもあると言うだけ。

日々の中では、大変だと思うこともあれば、落ち込むことだってあるけれど、
それでも全体を考えれば幸せに暮らしている。私はそう思える幸せものなのだ。

貴方には貴方の幸せがある。


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mana

見に行きたいと思っていた映画です

ますます行きたくなりました
人生を自分で切り開く
力をもらえそうな映画ですね
by mana (2009-10-09 00:35) 

幸福もん

>manaさん
本当に力を貰えそうな映画でした。
意志の力とそれを肯定してくれる人の大切さを感じました。
by 幸福もん (2009-10-11 08:51) 

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