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活食・隠れ酒蔵 かけはし [近所の食卓(札幌圏の飲食店)]

さっぽろタパスの後 向かったのは活食・隠れ酒蔵かけはし。
カウンターに案内されて、メニューと一緒に出てきたのは大きな竹ざる
に乗ったつやつやの野菜。ここでは卓上に七輪を乗せて炙りをいただく
ことが出来る。その野菜メニューとして現物を見せてくれる。北海道産
の椎茸「大統領」や太い立派な大根、きたあかり、京都産の万願寺唐辛子
(これは北海道には無い)。このぴっかぴかの野菜を見ていると炙りたくなる。
ちなみに、長ネギは焼いた状態で持ってきてくれる。というのも、長い
まんま表面が真っ黒になるまで焼いてある物を目の前ではさみを使って
表面の1枚を取り除き、中のとろりんとしたところを適当な長さに切って
行ってくれる。そうそう、こういう野菜って皮のまま表面が真っ黒になる
くらい焼いて、その皮を取り除いたところが美味しいのだ。そのままで甘く、
塩を掛けて少々味をつけてと言うだけで充分。
椎茸も、焼き方を丁寧に説明してくれる。焼いている途中でも、
「もうそろそろ良さそうです」等と声を掛けてくれる。

牡蠣は生、焼き、フライと3種類の料理方法で、産地も宮城、厚岸、せんぽうし
の3種の産地が楽しめる。この産地でと指名できるのだ。
かけはし.jpeg
我々は3種類を全て生で食べ比べ。せんぽうしは濃厚でこってり、厚岸はあっさり、
宮城はそうだ、牡蠣ってこんな味という味。相方はせんぽうしがお気に入り、
私は宮城かな。どれも美味しかったのだけどね。

ここの看板メニューの一つが美酒鍋。今回はただ今限定という秋バージョンを頼む。
脂をしいた土鍋で鴨の肉と砂肝を炒めて、そこに日本酒を注ぐ。アルコールを
飛ばしたところに人参、キノコ、白菜、葱、柿、銀杏、栗、煮きり酒に味を
つけた調理液を入れ、その上から水菜をたっぷり。蓋が持ち上がるくらい
たっぷり乗せて蓋をする。ここまで作ってくれたお店の方が、柿は非常に熱く
なっているので、一口で食べないようにしてくださいねと注意をしていってくれる。
しばらく経つと水菜がくったりしていて、蓋が閉まる程度のかさになってくる。
そこでそこの方から混ぜつついただく。水分は日本酒が殆どでそれも鍋の1/3位
だったはずなのに、野菜から出た水分など水かさが増えている。それで非常に
美味しい。あぁ、看板メニューと言うだけある。肉類など出汁が出そうな物は
あまり多く入っていないのにこの味。野菜って偉いなぁ。柿が鍋に入るのって
どうなんだろうと思っていたけれど、確かに熱くてうまい。銀杏や栗もしっかり
合って 秋の味だ。
〆用の総帥やうどん、ラーメンもメニューにあるので最後に雑炊でしめる。
もちろん雑炊セットには卵もついてくる。〆のご飯までくれば 満腹で嬉しく
なってくる。これを北海道弁では「ありがたになった」という。

居酒屋なのに、野菜を沢山食べたという満足感と、〆の炭水化物の摂取も
終わっているという満腹感。
とってもありがたで店を出る。あぁ、おいしかった。

<かけはしでいただいたもの>
生牡蠣3種
炙り しいたけ・万願寺唐辛子
ねぎの一本焼き
カニ甲羅あぶり
美酒鍋 秋バージョン+〆の雑炊
しめ鯖
ビール
日本酒;大喜楽

活食・隠れ酒蔵かけはし
札幌市中央区南4条西2丁目 第31桂和ビル4階
011-552-9984
18:00〜1:00(祝前日は〜3:00) 
無休

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koto

牡蠣の美味しい季節ですね。
日曜にはスーパーでショボイ牡蠣でも買ってこよ・・・
by koto (2009-10-07 11:59) 

幸福もん

>kotoさん
そろそろ牡蠣の季節になりましたね。
北海道は牡蠣の産地もでもあるのですが、スーパーでは何故か
宮城産の牡蠣がメインです。
by 幸福もん (2009-10-08 23:08) 

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