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スカイフォール [映画と本のお話]

毎週土曜日に放送されているラジオ番組AVANTYで 映画スカイフォールが話題になっていたそうで、相方が観に行きたいと言い出した。思い立ったが吉日。

スカイフォールは007シリーズの最新作で、50周年記念作品らしい。
ラジオで話題になったのは、いくつかの裏話や小ネタ。
いくつか上げると、スパイ大作戦では 作戦遂行の際は動きやすい服装に着替えているが、ジェームスボンドは常に英国スーツで戦う。この為、スーツにはかなりのこだわりがあり、ネクタイが乱れないようにしてあったり、ポケットチーフはスーツに縫い付けてあったそう。
小物などにもかなり気を使っているそう。
スーツで言えば、今の流行もあって かなり細身のスーツを着用している。パンツもかなり細身で9部丈くらい。このスーツも撮影には80着以上を用意したらしい。
そう思ってみると、あっ、ネクタイが乱れていたのに次のシーンでは元に戻っているなどという場面も。
ジェームスボンドと言えば、シェイクのマティーニだけど、今回はマティーニと思われるカクテルを飲んでいる場面は1箇所のみ。それ以外では ウィスキーを飲んでいた。はっきりと銘柄指定。これは スポンサーかな。

ダイジェスト版がHPにUPされているので、できれば見に行く前に読んでから出かけると より楽しめると思う。

作品中、ボンドをはじめとしてMI6が使う車が英国車というのは分かるとして、つぶされていく車が殆どドイツ車というのもなかなか面白い所。

私が思ったのは、情報分野のスペシャリストが 堺雅人に似ていると言う事。弱々しそうなのに、超然として見えるところや雰囲気がよく似ていた。

スカイフォールというのは、土地の名前らしいのだけど、私は英語が得意なわけではないので そのニュアンスが良く分からない。
単なる固有名詞ではなく、場所の持つイメージや もしかするとその土地や言葉にまつわる何かがあるのかもしれない。こんな時に 言葉や文化を知らない事を残念に思うのだ。
セリフの一つ、壁の装飾などにも、私が汲み取れていない意味があるのかもしれない。こんな50周年記念作品と言うようなものの場合は特に。

私の友人で、映画は使われている爆薬の量でその優劣を決める人がいるけれど、彼が見ても納得できる爆薬の量が使われていたと思う。

007は米ソ冷戦の時代とは 大きく趣が変わってきているだろう。それは世界の枠組みが変わってきているから。
今回の敵も「国家」ではなく、「個人」。
今は 狂信的な個人に作られた集団こそが怖い時代なのだろう。
この世の中が闇の部分に触れずに生きていける世界でありますように。

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