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ミシェル・ブラス洞爺 1 [ちょっと遠くの食卓(道内の飲食店)]

春の満腹小旅行2013 その6

今回の旅行はここに行くのが目的だった。
ミシェル・ブラスはフランスのライオールという場所にあるお店なのだけど、それまで支店などを出す話には首を縦に振らなかったのが、ここ北海道の洞爺では出す気になったと言うお店なのだ。
ライオールはソムリエナイフで有名な土地。ミシェル・ブラスはライオールの小高い丘の上にあり 公共交通機関を使うとパリから特急で2時間、その後車で5時間と言う場所なのだ。
もちろん 宿泊施設つきのオーベルジュ。
ウィンザーホテル洞爺がある場所も 羽田から飛行機で1時間半、そのあと車で3時間というところかな。ここも小高い丘の上にあり、自然の中にあるホテルなのだ。なんとなく似ている。

店内は、ライオールの本店と同じ思想で設計され、スタッフの制服から カトラリーまで一緒。
ここは、他のレストランとは違う流儀がいくつかある。
何故 この料理なのか、何故 このカトラリーなのかといった背景も スタッフが詳しく説明してくださるのが面白い。
ライオールと言えばナイフ。この地方では、食事をするようになると子供に1本のマイナイフを与え、それを大切にして生涯使うという風習があるという。その精神を感じる為に、基本的に料理の度にナイフは交換しない。1皿が終わった時点で パンでナイフを綺麗にふき取って 最後のソースまで召し上がって次に備えてください と言う事。
このため、テーブルには専用のカトラリー置きがあり そこに戻す事になる。ナイフ以外のフォーク・スプーンはその都度交換してくれる。
この方式が嫌であれば、ナイフも都度交換にもしてくれるらしい。

アミューズは2品。
卵の殻を器として使った「コック」と棒状の固めのパンのような「ムイエット」
卵とクリームを合わせて 軽やかに仕上げたようなコックはちいさなスプーンですくって食べてもいいのだけど、一緒についてくるしっかりかみ締めると味わい深いそばなどで作ったスティックのようなムイエットですくって食べても良いというもの。
この料理はシェフが小さい頃 お母様が作られたものが原点らしい。
ライオールと言う土地や、家族のつながりというもので これから始まる料理が作られているというのがわかる。

もう一つは、小さな金のスプーンに盛り付けられた3種類のアミューズ。
3種類×相方と2人分の6個が専用のスプーン受けにおかれて登場。小さなスプーン1つ1つには、ころころと小さく刻まれたパテや、ゼリー寄せ、貝を小さく刻んだものなど 見た目も美しい3種類。ゼリー寄せも、上にエディブルフラワーの花弁一片が乗せられていたりと、色味も鮮やか。一口でぱくりと食べるのがもったいない。
もうこのあたりで わくわくが高まっていく。アミューズを前にゆったりとなんてしてられない。

前菜の1品目がミシェル・ブラスのスペシャリテであるガルグイユー。
ミシェルブラス.jpg

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蕎麦処 端渓 [ちょっと遠くの食卓(道内の飲食店)]

春の満腹小旅行2013 その5

ゴンドラで上がってきたら、ホテルにチェックイン。
さて、温泉に行こうか。というわけで、温泉へ向かう。お風呂から上がったら蕎麦処端渓で待ち合わせ。その為には、私はいっぺん部屋に戻って化粧をやり直しましたよ。お風呂から上がってそのまま行く分けにはいかんでしょう。

蕎麦処端渓はウィンザーの中にあるその名の通りおそば屋さん。蕎麦屋はつまみ処でもある訳で、お昼がすぎ、夕方の時間帯はゆるゆるとお酒を楽しむには良い所。
ここも、そんなだらんとした時間を過ごせるようになっている。11階に位置して 眼下には洞爺湖が広がり ガスが出てきている風景は幻想的。

私が端渓に到着した時には相方はまだ来ていなかった。これは想定内。だいたい相方の方が長風呂なのだ。
洞爺湖を眺めながら先にいただいておく事にする。
わさび菜のお浸しとビールを注文して待っていると、料理と一緒に相方も登場。ビールを頼んで乾杯。
端渓.jpg
窓の外の暮れて行く風景を見ながら お酒をのみ、おしゃべりをする。そしてぴりりときいたわさび菜のお浸しを食べる。なかなか幸せだ。
その後、日本酒磯自慢を貰って そのままだらだら。
シーズンオフという事もあり 店内には我々以外にお客さんもおらず、ゆったりと過ごす。
途中、蕎麦を揚げたものをつまみに出してもらい、そのまま幸せな時間を過ごす。

本当は軽くおそばを食べたい所だけど、この後 しっかり夕食が待っているのだ。
後ろ髪を引かれながらも 食べ過ぎないようにして終了。
今日はこの後が本番だからね。

蕎麦処 端渓
11:30−20:00(L.O.)
月曜定休
ザ・ウィンザーホテル洞爺 11階


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ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ洞爺 [ちょっと遠くの食卓(道内の飲食店)]

春の満腹小旅行2013 その4

美味しかった函館を出て洞爺へ向かう。
この日も函館近辺では晴れて路面が出ていたのが、長万部あたりでは地吹雪で真っ白。こんなにも違うのだねぇ。
この日は今まで念願のウィンザーに泊まる事にしていた。ひとまず車を置いて、山の麓のピッツェリア ラ・ロカンダ・デル・ピットーレに向かおう。ここは今までもドライブの途中で何度も来ているけれど、その後も車に乗る必要があるため、お酒を飲めなかったのだ。いつか、車を置いて心置きなくお酒を飲みたいものだと思っていたのだ。今回それがかなう。

山頂のホテルからラ・ロカンダ・デル・ピットーレへは送迎バスで行こうと思っていたけれど、冬期期間中はバスの運行が非常にまばら。今だと1時間以上待つしかないというので、ホテルの裏のゴンドラでおりる事にする。
こちらは有料ながら、洞爺湖を見下ろしながら 絶景の中をおりて行くので これはこれで楽しんだ。バスや車でおりて行くとぐるりと回るので、景色もあまり見えず 時間もかかる。戻りについても、バスの時間を考えながら食事をしなくてはいけないので、どの時間でも動いているゴンドラはむしろお勧めでした。

さて、ラ・ロカンダ・デルピットーレ到着。
この日はピッツァ2枚と前菜一つをとってワインをあける事にする。

前菜はソーセージのグリルをいただく。
パエリアパンの様な浅いグリル鍋に生のタマネギ、生トマトと一緒にソーセージが並べられてグリルパンごと焼いて提供される。
ラロカンダデルピットーレ.jpg
生のタマネギはしっかりやけて甘い所と、ちょいと生で辛みが残る所の両方があって面白い。トマトをそのまま焼いたものも、あちあちっといいつつ いただく。そしてソーセージは表面にきれいな焼き色が付いているけれど、焼き過ぎてパンクする程ではなくちょうど良い加減。
ソーセージがパンクしちゃうと美味しい肉汁が出ちゃうからねぇ。

ピッツァは軽めのマルガリータとしっかりのクワトロフォルマッジォの2種類。
ここのピッツァは大きいので ちょっと量が多いかもしれませんと言われるけれど、ピッツァの生地が軽くて美味しいので 我々は1人1枚いけてしまう。小さいサイズなども出ているので、あまり量は食べられないという方は そっちを利用してもいいのかもしれない。
クワトロフォルマッジオは4種類のチーズが乗っているしっかりピッツァなので、少々重めだけれど、チーズ好きの我々にはたまらないのだ。
これをワインと一緒に楽しめるというこの幸せよ。

調子に乗って食後にはデザートも。
私はバニラジェラートにコーヒーリキュールを添えてあるもの、相方はレモンのジェラートにレモンチェッロがそえてあるもの。どちらもしっかりとしたリキュールなので、少量とはいえ その後車を運転する時にはちょっと躊躇しそう。ここぞとばかりに食べる事にする。
ジェラート単品でも美味しい所、リキュールをかけると大人のデザートとしてかなりランクアップ。

デザートまで含めて楽しんだラ・ロカンダ・デル・ピットーレ。
再びゴンドラに乗ってホテルに戻ろう。

<この日 ラロカンダデルピットーレでいただいたもの>
ソーセージのグリル
マルゲリータ
クワトロフォルマッジオ
バニラアイスとコーヒーリキュール
ワイン:ルガーナ イル・フラティ2010

ラ・ロカンダ・デルピットーレ洞爺
11:00-14:00 17:00-21:00
虻田郡洞爺湖町清水(これはウィンザーホテルの住所)
国道230号線ぞいに入り口があります。以前より看板が見やすくなりました。


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レストラン バスク [ちょっと遠くの食卓(道内の飲食店)]

春の満腹小旅行2013 その3

夕食はレストランバスクに予約を入れていた。
ここは、我々が大好きなラコンチャの姉妹店。というより、レストランバスクがまずあって バルレストランとしてラコンチャが生まれたのだ。
でも、我々はラコンチャには何度も通っていたけれど、バスクには行った事が無かったので今回初めて。

行ってみると、バスクは正統派のレストラン。四角いテーブルがまっすぐにおいてあり、静かな雰囲気の中でお食事をいただくと言ったスタイル。
一品料理もあるけれど、基本的にはいくつかあるコースから選ぶ事になる。
コースは大きく分けて、渡島コースという渡島の素材を使ったピンチョスとメインからなるコースと、ピンチョスだけでコースに仕立てたピンチョスコースの2つ。それぞれに 3種類くらいの値段が設定されている。

ここに来たからには やっぱり渡島コースにしようか。
ピンチョス9種類にスープ、メインは魚とお肉からそれぞれ選び、デザートがつくという組み立て。

最初にやってきたのは9種類のピンチョス。
これはやってきてみて納得。9コマのお皿に いろんなピンチョスが盛り合わせになっている。これがあるからどのコースも9種類のピンチョスだったのね。
バスク.jpg
ジャガイモのスープなども小さなカップに入ってピンチョスとして登場。他にも、リエットや たらこのマリネ、自家製チョリソーやクロケットなど、ラコンチャでも見かけそうなピンチョスが盛り合わせになっている。それぞれが酸っぱかったり、甘かったり、ネットリしていたりと色々な味わいが少しずつあってうれしい。

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スナッフルス [ちょっと遠くの食卓(道内の飲食店)]

春の満腹小旅行2013 その2

梅乃寿司で美味しいものを食べたら 路面電車に乗って丸井今井へ。
地下を回って 食後のデザートを買おう!相方も酔っ払っているのもあり デザートを買おうと言う気持ちが盛り上がっていた。

函館と言えばスナッフルスという訳で、スナッフルスのケーキだ。チーズオムレットが有名なお店だけど、この日は生ケーキの気分 と言う事で タルトタタンと名前を忘れてしまったナニカを購入してホテルでいただく。

狭いホテルの部屋で お茶を入れてケーキを取り出すときの幸せさよ。
タルトタタンは正統派に甘く りんごのしゃくっとした味わいと結構な甘さ。もう一つのナニカは ふわふわのチーズクリームの上にカラメルをぱりぱりにさせたもの。
スナッフルス.jpg
これはチーズクリームのふわふわ加減がなかなかよくって 相方もぺろりと平らげる。
はぁ なんて幸せなのだろう。
お腹いっぱい食べた後に こんなに糖度の高いものを食べると言うのは絶対に太るパターンだと思いながらも この幸福感はたまらない。
禁断の味だと思いながらいただくから余計に美味しいのかもしれないね。

いいところだね。函館。

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梅乃寿司 [ちょっと遠くの食卓(道内の飲食店)]

春の満腹小旅行2013 その1

2泊3日で車で回る小旅行をしてきました。
北海道内ということで、観光はまったく無し 兎に角食べる事のみの満腹旅行でした。よくこれだけ食べましたという旅のお話にしばらくお付き合いください。

函館で昼食を食べる事が目的だったので、早朝に自宅を出ました。
今年はかなり雪が多い上、吹雪や地吹雪で 目の前が真っ白になることもしばしば。ひやひやしながらのドライブでした。ところが、面白い事に道南森町辺りでは嘘のように視界がクリアになり 空が晴れ渡り、道路にも殆ど雪が無く 路面が出ている状態でした。
北海道って広いんだなと実感。全行程がこんな状態だったら良かったのですが…。

ホテルに車を止めて いざ梅乃寿司へ。
ここは昨年秋に始めて行って 非常に美味しかったので今回再訪。

今回 いただいたもので面白かったのが「タイラギ」という貝。
丁度座った時に目の前にあったのがこの貝で、直径10センチくらいの帆立のお化けのようなもの。ネタケースの中にあったのではなかったら 出汁で煮た大根かしらと思うようなものだった。タイラギとか平貝というものらしく、食感が他の貝とは違うのでちょいとあぶって食べると美味しいのです。と言う事で、2センチくらいの厚さにきったものを 軽くあぶって 焼餅を海苔で包んで食べるような形で出していただいた。
梅乃寿司_0002.jpg
割としっかりとした歯ごたえのある貝で、ぱりぱりの海苔ごと食べると もっちりとした感じ。表面の焼き目の香ばしさが良くて 噛んだ所が貝柱の繊維質が見えるので あぁ貝なのだと分かる。
食べた事が無いネタに出会えるのも楽しい。

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はこだてビール [ちょっと遠くの食卓(道内の飲食店)]

函館小旅行 その5

レンタカーを返したら はこだてビールへ行こう。
札幌行きの特急が出るまでの1時間半ほどをここで過ごそう。

最初に飲んだのが ヴァイツェン五稜の星。相方は最初に飲んだのがここのヴァイツェンだからなのか、地ビールの中で ここのヴァイツェンが一番美味しく感じる。という。バナナ感のあるヴァイツェン。地ビールでは良くある味わいだけど、確かにはこだてビールのヴァイツェンは美味しい。
はこだてビール.jpg

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蕎麦蔵 [ちょっと遠くの食卓(道内の飲食店)]

函館小旅行 その4

七飯から戻ってきて 函館でお昼を食べよう。
1日30枚限定のお蕎麦屋さんがあるというので行ってみる。予約をしていなかったのだけど、まだ大丈夫という事だったのでよかった良かった。
お店は 一般住宅を改装したような作りで 玄関から靴を脱いで上がると 座敷にテーブルが4つ。反対側のお部屋には椅子席があるらしい。

私は舞茸てんぷらせいろ。相方は鴨せいろが食べたかったらしいのだけど、鴨が売り切れということで 同じく舞茸天麩羅せいろ。
蕎麦蔵.jpg
テーブルには 長いもの蒸し物などお酒のつまみになりそうなメニューが乗っていた。あぁ、今日は車だから飲めないけれど、今度来る時には電車できて お酒を飲みたいねぇ。市電の函館ドック駅から歩いてこれる範囲なので お酒は次のお楽しみということで。

ここでは、お蕎麦の香りを楽しんで欲しいということで、わさびは付けないらしい。
舞茸の天麩羅用にはお塩が添えられていた。
平らな丸ざるに薄く細めに切られた更科蕎麦がのっている。食べてみると、しっかりとした固めのおそば。つゆは甘みが少なくすっきりしている。
つるつるっとお蕎麦を手繰って つゆに浸してすする。喉に気持ちのよい香りと喉越し。こんな蕎麦を食べる瞬間が楽しい。

食べ終わって そば湯をいただき、そば猪口に加えて飲む。すると、あまり甘みが無かったように感じていたつゆが甘い。あれれ?と思って蕎麦湯だけ飲んでみると、蕎麦湯がほんのり甘かった。ちょっと面白い経験でした。

座敷があるせいか、お店には子供連れのお客さんが非常に多かった。
子供たちが楽しそうに声を上げておそばを食べている。どうやら お子様にはあんころ餅がサービスされるらしい。小さい頃からお蕎麦に親しんで育つというのもいいね。
蕎麦やでちょいとお酒を飲むような大人になるんだよ。そんな蕎麦やは楽しいからね。

蕎麦蔵
函館市弥生町23-5
0138-22-8505
11:30−14:00
水木休み

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ラ・コンチャ [ちょっと遠くの食卓(道内の飲食店)]

函館小旅行 その2

函館に来るというとまずはこのお店に予約を入れる。予約が取れなかったら日程をずらそうかというくらい好きなお店だ。
それなのにあろう事か、私はちょっとお昼に飲みすぎ。体のことを考えて 私はワインを飲まずにお水をいただく事にする。あぁ不覚。

ここでは、主なメニューはピンチョスという小さなお皿でも提供してくれる。もちろん、普通のお皿で食べても良い。
毎度食べていた イカのグリルはただ今旬ではないらしく メニューになかった。でも、秋には秋のメニューがある。メニューは全体に北海道産のものが増えているイメージ。もともと北海道産のものも多かったけれど、青森など北海道以外のものも半分くらいはあった感じだけど、今はほぼ 北海道モノというかんじ。要望が多いのかな。

ピンチョスの盛り合わせはビーツのムース、あさりの白ワイン蒸し、豚肉のリエット。
ラ・コンチャ.jpg
ビーツのムースは上下2層になったもので、ふわふわのピンクのムースの上に 赤紫のゼリーがのっている。下のムース部分は卵白がまぜてあるのだろうか。ビーツは好きで、目に付くと買ってきて食べるのだけど、サラダやボルシチなどにしか使っていなかった。こんな風なムースに仕上げると、ビーツの甘みだけで十分美味しくできるのだろうなぁ。色もきれいで 映える。

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梅乃寿司 [ちょっと遠くの食卓(道内の飲食店)]

函館小旅行その1

週末 函館に小旅行をした。
行くと決めたときから、どこで食事をする?っていうのが我々の話題だった。
初日のお昼は 函館だから寿司にしよう!という訳で 初めてのお店「梅乃寿司」に予約を入れていた。

柏木町の住宅街の先にあるお店は、磨かれた白木のカウンターが綺麗なお店。お座敷もあるけれど、お寿司はカウンターで食べたいからね。

カウンターの中の 板さんとお話をしながらおつまみをいただく。
昆布締めしたソイはネットリと味が濃く、函館ならばイカというわけで イカの刺身はちゃんと山わさびでいただく。
最初はビールを頂き、そのうちお酒に変えると ちゃんとお酒に合う珍味を出してくださるのが嬉しい。イカの塩辛は 適度な塩味でごろの味が非常に良い。柑橘の香りが心地よく、日本酒が進む。これを北海道弁では「お酒がのまさる」と言う。本当にのまさって困るのだ。

このお店の名物だという海鮮焼は 小ぶりな土鍋の中に 魚のすり身と卵を混ぜたものをふんわりといれ 海鮮がごろごろと入ったものを蒸しあげ 黄金色のくず餡をかけたもの。
梅乃寿司.jpg
土鍋の中で ぐつぐついいながらやってくる。ちょっと茶碗蒸しみたいな味わいで くずあんの出汁も美味しい。

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