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東京を歩く [旅のお話]

浜松町からJRに乗ると、手にパンフレットのような物をにぎりしめた
子供達が多い。そこにも、ここにも、あそこにも。夏休みも始まり、
ポケモンスタンプラリーが始まったらしい。ポケモンスタンプと乗り物
という子供が好きそうな物を合わせたこの企画は 子供達を引き寄せる。
トトキでいっしょに食事をした友人の子供は鉄ちゃん。そしてもちろん、
ポケモンも好き。彼らにとっては垂涎の企画。彼女のバックの中にはすでに
有楽町のスタンプがおされた台紙が収まっていた。
「走らないの」とはやる子供を止めるお母さんがいる。お母さんも大変だ。
お父さんらしき人がメモを見ながら列車に乗る姿も見える。お父さんも大変だ。
そして、スタンプの前で列に並んでくださいと整理をする駅員さんも大変だ。
お子様は、ポケモンのお面をかぶって 首からナニカをぶら下げて とっても
楽しそう。楽しい夏休みの思い出になると良いね。

我々の旅は 食べる所はすぐに決まる(もしくは行きたいところが重なって
悩む)のだけど、その間に何をするかがいつも問題になる。時間をつぶさねば
ならない。3時間くらいまとまった時間があれば 美術館に行くなどするけれど、
食べたいお店を中心に考えると 1時間〜2時間程度の細切れの時間が発生する。
その時間をどうするか。

今回は 浅草で食事と言うことも有り 浅草寺をぶらぶらする。浅草寺は何度も
来ているところで 特に目新しい感じはしないものの、仲見世はテーマパークの
様で面白い。着物の様で着物ではない「キモノガウン」風のものや道着をきたマ
ネキンや仏像。通りを歩いている人もいろんな国の人や言葉が行きかっている。

食事の後に アメ横から上野公園内 忍ばずの池あたりを歩く。
蓮.jpeg
忍ばずの池は 池面から1〜1.5メートル位の蓮の葉が生い茂り 水面が全く
見えず、ジャングルのようになっている。蓮の葉ってこんなにも背が高くなり
生い茂るものだと 知る。北海道にもラワンブキという人の背の高さくらいに
なる蕗があるけれど、そんな感じ。池なので 子供が迷い込むと言うことはない
けれど、水面を歩くことが出来る子供がいたとしてもその姿はすっぽり隠れて
しまうだろう。

忍ばずの池の周りでは 骨董市が開かれていた。
陶器や仏像、昔なつかしの雑誌など さまざまな物が並べられ フリーマーケット
のような感じ。
ここを行きかう人は アジア人が圧倒的に多い。
露天も含めて 日本ではない アジアの雰囲気がする。それは、ジャングルのよ
うな蓮も一役買っているのかも知れない。蒸し暑い空気も アジア的なものを
呼び覚ますのかもしれない。

同じ上野公園でも 動物園の周りには子供がはしゃぎ、美術館の周りでは又違った
風景が広がる。ちょっと歩くだけで こんなに風景が変わる。都市は画一的に
思えるけれど、実はいろんな面を持っている。
町を歩いて そんな風景の移り変わりを面白がった。
いまや私にとって関東は home Townではないから、旅行者として眺め、面白がる。
町歩きは面白い。

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