フランス食堂クネル [近所の食卓(札幌圏の飲食店)]
友人と7月に行ってとっても気に入ったフランス食堂クネル。
相方の誕生日ディナーはここで。
ここはご夫婦2人でやっている小さなお店。相変わらずの暖かい
雰囲気の店内と座り後心地の良い椅子。
そんな細かい一つ一つが、喜んで招かれている感じがする。
前菜2品と魚料理・肉料理を1品ずつを2人でシェアして食べることに。
ワインは、DOMAINE SALADLN2005。機械が入れないような山で
ブドウを作っている小さなシャトーのもので 作り手は女性らしい。
そんな細かいバックグラウンドをおしえて貰うのが嬉しい。
しっかりとした味わいの赤で、我々好み。
焼き野菜とサバのテリーヌはズッキーニやナス、ドライトマトを
焼いたものとサバを四角くぎゅっっと合わせた暖かいテリーヌ。
ぴったりくっついているわけではないので、だんだんと花びらが
咲くように倒れてくる。それをシェアしていただきます!
いろんな味をいくつか一緒に口の中に入れる。それぞれの柔らかな
味をドライトマトの酸味が締めている。ぴったりとくっついていない
焼き野菜の柔らかな感じが良い。脂やゼラチンで固めてあったら
別の味わいだろうなぁ。テリーヌというよりは、重ねて盛りつけたという感じ。
クネルが出てくる前からもう、魚の出汁(ヒュメ・ド・ポアソン)
と海老カニなどの甲殻類のソースの香りがしてくる。
あぁ、クネルを作っているところだ。香りの前触れがあるので既に
幸せに浸っている。クネルは前回と同じく、ふんわりした本体と
香りの良いソースがとても美味しい。さすがに店名にするくらいの
代表料理。食べながら、このふわふわ感は神茂のはんぺんに通じる
ものがあるねと話す。
神茂のはんぺんは高さ10センチはあろうかという四角錐の形を
している。通常のはんぺんを二回りぐらい大きくして真ん中を
ぐぐーんと盛り上げた形と言えばいいだろうか。そして、ふんわり
している。その感覚がクネルにもある。確かに魚のすり身を使って
いるし、卵白でふわふわにしているのだろうから似てくるだろう。
一方は焼き目を付けて魚介のこってりしたソースでいただき、
いっぽうはあっさり出汁でおでんでいただく。どちらもうまい。
このこってりソース、大変美味しいので、なめる勢いでパンで
全てすくって食べてしまう。ちょいとお行儀が悪いけれど、
とりわけに使ったスプーンの裏まで。
牛ほほ肉に赤ワイン煮は前回食べて相方にも食べさせたかった一品。
こんな風に肉を柔らかく、味を残したままで煮込んでみたいなぁ。
これから試行錯誤まだ続けねばなるまい。
付け合わせに着いてきたのが、カボチャのムースの様なもの。
甘くて、何だか食べたことのある香りがするが、何の香りなのか
解らない。食べながら、何だろう何だろうと考えるが思い出せない。
聞いてみるとまずは、カボチャではない。フランスのにんじんで
ゴボウのような細い種類で味が濃く、甘味が強いらしい。
香りはコリアンダー。葉っぱの方ではなく種の方。あぁ、そうだ。こんな香りだ。
もちろん、お皿はぴっかぴかになるくらいソースもきれいにいただきました。
最後にチーズを貰おうと思っていたのだが、最初にオーダーするとき
にただいまチーズはお休み中なんですと言われて残念。奥様によると、
ハイジがいるような険しい山で移動しながら育てているヤギを使った
美味しいチーズが10月に入ってくるらしい。それが入るまでちょっと
お休み中ですと言うこと。あら、10月にまた来ないと。
ただ、牛ほほ肉を食べ終わった時点でまだボトルに少々ワインが
残っていた。やっぱりチーズを食べる分くらい残っちゃったねと
笑いながらパンと最後のソースをつまみにワインを飲む。
全然考えていなくても 配分しているところがおかしい。
しかも、チーズは無いのに。
<この日いただいたメニュー>
アミューズ パプリカのムース
焼き野菜とサバのテリーヌ
クネル
鯛のポワレ
牛ほほ肉の赤ワイン煮
カラメル味のなんとかとバニラアイス添え
(申し訳ないです。名前を失念)
ワイン:DOMAINE SALADLN2005
フランス食堂クネル
札幌市中央区南2西8−6−4
18:00-22:30 不定休
前回ここを訪れた時の事は こちら
相方の誕生日ディナーはここで。
ここはご夫婦2人でやっている小さなお店。相変わらずの暖かい
雰囲気の店内と座り後心地の良い椅子。
そんな細かい一つ一つが、喜んで招かれている感じがする。
前菜2品と魚料理・肉料理を1品ずつを2人でシェアして食べることに。
ワインは、DOMAINE SALADLN2005。機械が入れないような山で
ブドウを作っている小さなシャトーのもので 作り手は女性らしい。
そんな細かいバックグラウンドをおしえて貰うのが嬉しい。
しっかりとした味わいの赤で、我々好み。
焼き野菜とサバのテリーヌはズッキーニやナス、ドライトマトを
焼いたものとサバを四角くぎゅっっと合わせた暖かいテリーヌ。
ぴったりくっついているわけではないので、だんだんと花びらが
咲くように倒れてくる。それをシェアしていただきます!
いろんな味をいくつか一緒に口の中に入れる。それぞれの柔らかな
味をドライトマトの酸味が締めている。ぴったりとくっついていない
焼き野菜の柔らかな感じが良い。脂やゼラチンで固めてあったら
別の味わいだろうなぁ。テリーヌというよりは、重ねて盛りつけたという感じ。
クネルが出てくる前からもう、魚の出汁(ヒュメ・ド・ポアソン)
と海老カニなどの甲殻類のソースの香りがしてくる。
あぁ、クネルを作っているところだ。香りの前触れがあるので既に
幸せに浸っている。クネルは前回と同じく、ふんわりした本体と
香りの良いソースがとても美味しい。さすがに店名にするくらいの
代表料理。食べながら、このふわふわ感は神茂のはんぺんに通じる
ものがあるねと話す。
神茂のはんぺんは高さ10センチはあろうかという四角錐の形を
している。通常のはんぺんを二回りぐらい大きくして真ん中を
ぐぐーんと盛り上げた形と言えばいいだろうか。そして、ふんわり
している。その感覚がクネルにもある。確かに魚のすり身を使って
いるし、卵白でふわふわにしているのだろうから似てくるだろう。
一方は焼き目を付けて魚介のこってりしたソースでいただき、
いっぽうはあっさり出汁でおでんでいただく。どちらもうまい。
このこってりソース、大変美味しいので、なめる勢いでパンで
全てすくって食べてしまう。ちょいとお行儀が悪いけれど、
とりわけに使ったスプーンの裏まで。
牛ほほ肉に赤ワイン煮は前回食べて相方にも食べさせたかった一品。
こんな風に肉を柔らかく、味を残したままで煮込んでみたいなぁ。
これから試行錯誤まだ続けねばなるまい。
付け合わせに着いてきたのが、カボチャのムースの様なもの。
甘くて、何だか食べたことのある香りがするが、何の香りなのか
解らない。食べながら、何だろう何だろうと考えるが思い出せない。
聞いてみるとまずは、カボチャではない。フランスのにんじんで
ゴボウのような細い種類で味が濃く、甘味が強いらしい。
香りはコリアンダー。葉っぱの方ではなく種の方。あぁ、そうだ。こんな香りだ。
もちろん、お皿はぴっかぴかになるくらいソースもきれいにいただきました。
最後にチーズを貰おうと思っていたのだが、最初にオーダーするとき
にただいまチーズはお休み中なんですと言われて残念。奥様によると、
ハイジがいるような険しい山で移動しながら育てているヤギを使った
美味しいチーズが10月に入ってくるらしい。それが入るまでちょっと
お休み中ですと言うこと。あら、10月にまた来ないと。
ただ、牛ほほ肉を食べ終わった時点でまだボトルに少々ワインが
残っていた。やっぱりチーズを食べる分くらい残っちゃったねと
笑いながらパンと最後のソースをつまみにワインを飲む。
全然考えていなくても 配分しているところがおかしい。
しかも、チーズは無いのに。
<この日いただいたメニュー>
アミューズ パプリカのムース
焼き野菜とサバのテリーヌ
クネル
鯛のポワレ
牛ほほ肉の赤ワイン煮
カラメル味のなんとかとバニラアイス添え
(申し訳ないです。名前を失念)
ワイン:DOMAINE SALADLN2005
フランス食堂クネル
札幌市中央区南2西8−6−4
18:00-22:30 不定休
前回ここを訪れた時の事は こちら
フランス食堂クネル
素敵なお店ですね
また行きたいお店増えてしまいました
食欲の秋、困ってしまいます
by mana (2008-09-29 00:29)
>manaさん
クネルはお勧めです。一度いらしてみてください。
お店も小さく、不定休なので 行く前に
予約されることをお勧めします。
by 幸福もん (2008-09-29 22:07)
フランス食堂クネル
素敵なフレンチ
美味しそう
焼き野菜とサバのテリーヌ
嬉しい一品ですね
by ryuji_s1 (2008-10-04 09:26)
>ryuji_s1さん
焼き野菜とサバのテリーヌは、いろんな歯ごたえと
いろんな味のものが一緒になっていて本当に美味しかった
です。
思い出したらまた食べたくなりました。
by 幸福もん (2008-10-04 23:32)
幸福もん さん
コメント有り難うございます
by ryuji_s1 (2008-10-12 09:28)