バーニャカウダ

スーパーの店頭で面白いモノを見つけた。
キューピーのイタリアンテシリーズの中のバーニャカウダソース。
パスタソースと一緒に並んでいたのだけど、これはパスタの
ソースではなく、野菜などを付けて食べるソース。

バーニャカウダはバーニャ＝お風呂とか水場、カウダ＝暖かい　
つまり暖かいお風呂から転じて野菜などを付けて食べる暖かい
ソースを指す。そんなバーニャカウダソースを見つけたら
買わねばなるまいと飼ってきていたのだ。
付けて食べる野菜はいつもの蒸し鍋で時間差投入で作った
蒸し野菜いろいろ。
バーニャカウダソースは器に空けて電子レンジにかけるか　
お湯で暖めるだけ。簡単。封を開けるとニンニクの香りが
たっぷり。アンチョビの感じはやや薄いけれど、ぽってりと
したソースでちょっと気に入る。やるなキューピー。

蒸し野菜にはこれだけでは足りなそうだったので、
先週やったアクアパツァのソースを取っておいたモノにチーズ
を混ぜてヒュメドポアソンソースを作る。これは本当に
魚介の出汁たっぷりのソース。鰺とアサリ、アンチョビを
使っているのだからそりゃうまいだろうよ。
蒸しただけの野菜がこんないろんなソースで楽しめるのはなかなか良い。

これに、本日1日かけて煮込んだ牛すじの赤ワイン煮を
くわえて今日の食卓とした。これは赤ワインを惜しげもなく
1/2本以上使うのと、時間をかけて煮込むのだけがポイント
の料理。なのだけど、美味しくできるのだ。
なかなかうまいじゃないか　と自画自賛。

＜今夜の食卓＞
蒸し野菜（ジャガイモ・人参・レンコン・エリンギ・菜の花）
バーニャカウダソース
ヒュメドポアソンソース
焼きネギのマリネ
牛すじ軸の赤ワイン煮
豚のリエット
べんべやのフィセル
チーズ：プチ　トム　ドゥ　シェーブル　タルズ
　山羊乳のチーズ。かなりきついにおいがする。はっきりと臭い。
山羊乳チーズのポロポロした感じは少なくしっとりてろんと
している。外皮の近くがややぽろっとしているくらい。
ただ、チーズの色の白さとその香りは山羊乳を主張する。
食べ物じゃないもののにおいがするが、美味しい。
赤ワイン：シャトー　グラン　ドネザック2006

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