ぱんじゅう

パンケーキ状の生地の中にあんやクリームが詰まっているものは、
色んな所にある。大判焼きといわれたり、私が小さい頃に住んでいた
場所では蜂楽饅頭（ほうらくまんじゅう）と呼んでいた。
多分そういう名前の店だったのだろう。
札幌近辺で親しまれているのは「ぱんじゅう」

私は話には聞いていたのだが、食べたことが無かった。デパートで
催事をやっていたからと相方が買って帰ってきた。ぱんじゅうは
タコ焼の鉄板で裏側は平らな鉄板を押し付けて　作ったような形。
半球で下には生地がはみ出たフリルが付いている。

私はあんこがあまり好きではない。大体、たい焼きもあんこ
たっぷりの頭よりも、あんこちょびっとの尻尾が好き。
それより、クリームが選べるんだったらクリームを選ぶ。
そんな私が一口食べて気に入ったぱんじゅうはふんわりとした
外皮の中に粒餡と一緒によもぎの求肥が入っている。あんこは
あまり好きではないが、求肥のもっちりは好き。そのもっちりが
一緒に入っているのが嬉しい。
あんこも甘さ控えめ。下の方のあんこが全く入っていない生地の
部分もふんわりしている。ここの部分も好きだなぁ。

１個がタコ焼を少し大きくしたくらいの大きさというのも丁度良い
のだなぁ。
近くにあったらまた買いたい。私がそんな風に思う和菓子って
そんなに多くない。貴重な一品。

私が今回食べたぱんじゅう
正福屋
札幌市中央区南3条西6丁目（狸小路6丁目）
011-223-3588
11：00-20：00

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