SSブログ

谷中せんべい [遠方の食卓の素(お取り寄せ)]

初夏の鉄道の旅 その13

今回の旅のもう一つのハイライトは、北斗星に乗ること。
いい夫婦切符では北斗星のデュエットに乗ることが出来るのだ。
デュエットは2人用の寝台個室の名称。普通のB寝台は上下2段ベット
が並んでいるが、その寝台車を向かい合った2つが1室になるように
上下で区切って個室にしている。上下2段になっているので、天井は
低いのだけど、小さいながらテーブルも付いている個室だ。

この北斗星が出るのは19時05分。駒形どぜうでは2時間半ぐらいは
時間をつぶせるかしらと思っていたら、意外にさくさく進んで三時半
には店を出ていた。さて、どうやって時間をつぶそうか。
この日は月曜日だったので美術館・博物館関係は軒並み休館日。
ここは何にするか決めないままだった。
新幹線は乗り放題なので、無意味に新幹線に乗ってどこかに行って
戻ってくるという案もあるけど…と笑ったけど、そこまでする気には
なれない。

そこでふと思いついたのが、以前 谷中のおせんべいを買って帰ったら
好評で、また買ってきてくれといわれていたのだ。そうだ、谷中に
せんべいを買いに行こう!列車に乗って日暮里で降りてせんべいやを目指す。
目指すせんべいやは「都せんべい」。あそこの胡麻せんべいなら 
ビールのつまみにもいいから、列車の中であけてしまう分も含めて
買わなくちゃなどと皮算用する。
小さな路地を入ったところで見てみると、お店は開いていない。
あらら、今回もまた。私はまだ開いている「都せんべい」を見たことが無い。
そのまま戻って「信楽堂」へ。義母が気に入っていたのはこちらのせんべい。
こちらももちろんおいしいのだ。お土産にお徳用パックの堅丸と胡麻、エビを購入。
谷中せんべい.jpeg
お店には3歳ぐらいの女の子がちょろちょろしてお手伝いごっこをしている。
お客さんに愛嬌を振りまき、御代を受け取ってご主人に渡したりしている。
看板娘だね。帳場にはこの女の子、お父さんお母さん、おじいさんの
親子3代が一緒に働いている。こんな風景も下町ならではという感じ。
だって、コンビニで3歳の女の子がお金を受け取ったりしている所なんて
ないから。でも、こんな風景こそ素敵なのではないかと思うのだ。
色んな年の人と接する。我々もこんな事でもなければなかなか小さな子供
と話す事など無い。

せんべいはかさばるものの軽いので持って帰るのも楽。
少々歩いてお腹もこなれた。さぁ、今度こそ本当に夕食の買出しに行かねばならぬ。

谷中せんべい 信泉堂
東京都台東区谷中7-18-18
03-3821-6421
9:30-18:20 火曜日休み

谷中せんべいについて前回行ったときのお話はこちら

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

駒形どぜう北斗星 デュエット ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。