SSブログ

谷地頭温泉 [旅のお話]

初夏の鉄道の旅 その15

北斗星にそのまま乗っていけばお昼前には札幌に着くのだけれど、
そのままでは面白くない。最終日もせっかくお休みなのだから函館で
ちょいと途中下車して再びランチでもしようじゃないかと計画。
函館着は6:35.本当は函館駅前にある朝市で朝食を食べようと
思っていたのだけど、連日よく食べているのに加えて、列車の中で
下を向いて荷物の整理をしていた事で 軽く電車酔いで 朝市で飯!
という気持ちになれない。そのまま温泉に行く事にする。

函館といえば、湯の川温泉をはじめとして色々な温泉がある。
その中で谷地頭温泉は市営の温泉施設で6:00〜21:30と
長時間営業している。その上、畳敷きの大広間が有り、湯上りを
自由に過ごす事が出来る。この温泉が1回420円。この谷地頭温泉で
お昼ご飯までだらだらと過ごそうという魂胆なのだ。荷物はロッカー
に預け、スケッチ用具を持ち、文庫本を2冊購入して準備OK。

谷地頭温泉までは、路面電車でいけるという交通至便なところが又良い。
ただ、市営温泉でも有るので石鹸・シャンプーの類が無い。それに気が
付いたのが旅の途中。しょうがない、あさばから貰ってきたブルガリの
シャンプーセットを出すか。公営温泉でブルガリのシャンプーを使う
というのもまた一興。ちなみに相方もブルガリシャンプー使用。
ブルガリシャンプー.jpeg
谷地頭温泉は、鉄分を沢山含んでいそうな茶色の温泉。源泉の温度が
高いので加水しているらしいが、それでもやや高め。低めの浴槽で42℃。

7時前という平日の早朝にもかかわらず、結構お客さんが多い。仕事に
行く前のひとっ風呂なのか、早朝のお仕事が終了して疲れを癒す風呂
なのか判らないけど、さっさと入って上がって行く人が多い。これが
10時近くなると年配の方がふっと増える。時間帯によって客層が
ガラッと変わってくるのが面白い。
中には自転車やバイクで旅行しているらしき人が温泉に入って旅の垢
を落としている。

そんな中、大広間の片隅に陣取って 写真を元に絵を描こうと画材を
取り出すと、肝心要の鉛筆とペンを忘れた事に気が付く。だめじゃん。
色鉛筆だけだとちょっと無理だなあ。あっさりとあきらめて買って来た
本を読む。相方と替わりばんこに荷物番をしつつ温泉に入っては 
本を読んでだらだらする。4時間程度時間をつぶさねばならないから
大丈夫かと思っていたけど、そんなだらだらする内に時間は経って
しまうもの。たっぷり時間を使うのも、旅の楽しさ。畳敷きの大広間
に長テーブルと座布団と風景は日常っぽいのに、こんなに時間を使う
という事は日常では珍しい。かちゃかちゃした日々とは違った時間。

さて、そろそろ化粧をしなおして ランチにいくとしましょうか。

谷地頭温泉
函館市谷地頭町20番7号
TEL:(0138)22-8371
6:00-21:30 月曜、第2第4火曜休み
大人 420円

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

北斗星 デュエット唐草館 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。