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お祝いの宴 [まつわらない話]

先日、年下の友人の結婚式に行ってきた。
その友人は、以前 関東にいたときに私と一緒に働いていた、その後、
彼女は自分のやりたい仕事をしたいと関東での仕事を辞め、ひょんな事
から他に知る人のいない北海道にやってきた、
細い身体からは想像もつかないバイタリティがあるのだ。
そんな彼女が札幌で結婚をする。
思えば私も10数年前に相方以外に知っている人のいない札幌にやってきた。
そして今はこの土地で友人も増え、この土地にずっと住みたいと思っている。

結婚式は教会で行われた。教会って全体に照明が少なく暗い中に、ステンド
グラスなど光を効果的に使っている。それはどこの教会も意識して作っている。
そんな中、指輪の交換をするのに、彼女がお相手に指輪をはめてあげる。右手に
指輪を持ち、左手で相手の左手を支えて 薬指に指輪をはめる。しっかりと
指輪をはめた後 その右手が彼の手を優しく包んでいた。
私にはその優しい手の動きが、相手のことが本当に好きなのだと言うことを
示していて、輝いて見える。
祝いの宴.jpeg
披露宴では彼女のお父様、お母様とお会いする。お父様はまだ彼女がお嫁に
行ってしまうと言うことがショックでたまらないとお話しされていた。
彼女の実家と北海道は離れていると言うこともあるのだろう。お父様と
お話ししながら自分の親のことを考えた。
お母様とお話をしていると、「北海道には他に知っている人もいない中、
幸福もんさんには食事のことから何から本当にお世話になって」と言われて驚く。
私は何もしていないのだ。彼女の仕事が忙しかったこともあって、数回一緒に
食事をし あとはメールのやりとりを少ししているだけなのだ。何の力にも
なれていないのに、そんな風に言っていただけると恐れ入る。

ただ、私にはそれ程頻繁にお会いしているわけではないけれども、何かあったら
相談できると思っている人が何人かいる。そんな方々がいらっしゃると思うだけで 
頑張れるときがあるのだ。本当に困ったらこれを売れという壺なのだ。本当に売る
ことはしないのだけど、それがあると言うだけで踏ん張れる。
彼女にとって私は「何かあったときの壺」になれているだろうか。そうであれば嬉しい。
本当に必要になったときには絶対に駆けつけて力になるよ。
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