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蕾菜(つぼみな) [食卓の素(札幌圏の食材)]

よく行く大丸のデパ地下青果売場に見た事が無い物があった。
「蕾菜」福岡のお野菜らしい。変わった野菜は買ってみるのが私の基本形。
すぐさま篭へ。

見た目はタラの芽を倍くらいの大きさにしたもの。蕾菜というだけあって 
緑の葉っぱが周りを取り巻いた蕾の形をしている。葉っぱも薄い黄緑で 
柔らかそうな葉っぱが詰まっていそうだ。
蕾菜.jpeg
そう思って帰ってきて真ん中から切ってびっくり。中心部まで葉っぱが
詰まったサニーレタスの中心部みたいな物を想像していたのだけど、
中は真っ白な芯が詰まっていた。表面に近いほうは薄い緑で中心部は
真っ白で、丁度ブロッコリーの茎のような感じ。そうだ、あのカリフラワー
にとんがり帽子を沢山つけたみたいなスパイラルロマネスコ(ユーロスター
とも言うらしい)を半分に切った所に似てい。もちろん大きさは全く違うけれど。

そんな蕾菜はレシピも一緒においてあった。茹でてスープに入れても 
豚肉などと炒めてもいいらしい。
平日の夕食だったので、8等分ぐらいに切って 豚肉と一緒に炒めてみる。
うちにあったもやしも一緒に。これがなかなか美味しい。食感もブロッコリー
の茎をちょっと噛み切り易くした感じ。ある程度の歯応えとほのかな甘味。
さくっとした感じがちょいとマコモだけの根元にも似ている。要するに私の
好きな歯応えなのだ。

福岡では有名な物なのだろうか。少なくとも私が九州に住んでいた20年
ぐらい前はなかったと思うなぁ。
もうちょっと値段がこなれたら また食卓に乗せたいもの。ちなみに、
今回は苺が入っている程度のお皿に入って¥399。日々の食卓には少々高め。

スパイラルロマネスコについての記事はこちら

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