ジャン＝ポール・エヴァン バー・ア・ショコラ

春の１泊２日東京への旅　その６

ボタニカでの食事が終わった後、黒猫君と東京ミッドタウンの中をぶらぶら。
黒猫君とは、これが気になるというポイントが一緒なので　このお店入って
みたいというのが大体一致している。私がここにいられるのは15時までと
言うことで、それまでにお茶はしたいねと逆算して考えていた。
それでも、14時過ぎまで　いろんなお店を冷やかして　だめだめそろそろ
カフェに入らないと、と急ぐ。

気になるお店はいくつかあったが、その中でも特に気になるジャン＝ポール・エヴァンへ。
ジャン＝ポール・エヴァンは、知っている人はしっているのだけど、ボンボン
ショコラをとっても小さなはこにみっちり詰める。どのくらいみっちりかと言うと、
たばこの箱をやや厚くしたくらいの大の大きさに12個のチョコレートを詰めるのだ。
そして、ここのボンボンショコラが12個も入ると、かなりお高くなる。
バレンタインなどで知らない人にあげると、こいつ俺のこと義理チョコぐらいに
しか思っていないなと勘違いされること請け合いの物なのだ。
しかしながら、食べてみるとうまい。そのあたりが悔しい部分なのだ。

そのジャン＝ポール・エヴァンのカフェと言えば、惹かれる。
だって、生ケーキが食べられるのだから。

黒猫君と入ったそこはかなり狭い。鰻の寝床のように細長い空間にカウンターと
テーブル席が2列入っているのだけど、通路は人がすれ違えない幅。多分60センチ
は無い。みっちりと人が入っている。
ここには、サンドイッチなどもあるらしいのだけど、チョコレートが大好きな
我々にはチョコケーキしか見えていない。ショコラ専門店と言うだけあって、
16種類のチョコケーキが並んでいる。ホワイトチョコさえも無い。潔いくらい、
茶色のケーキばかり。だから好きよ。

私は最初「グアヤキル」というビターチョコの重そうなケーキにしていた。
黒猫君はチョコレートケーキならばムースの様な軽い物ではなく、ずっしり
した物が良いとスタッフに聞く。一番ずっしりとした物が「グアヤキル」と
言うことだったので、私はジャンドゥーヤとへーセルナッツクリームのドゥジャに変更。
チョコレートケーキ全般が好きな私にとってはどちらでもOK。同じ物を
食べても良いのだけど、どうせだったら別物のを頼んで一口交換したいから、
我々に同じ物を頼むという発想は無い。

やってきたドゥジャはムースタイプとは言え、しっとりと重い。やっぱり
チョコレートケーキはふんわりと軽いムースよりもしっとりと重いムースが合う。
ヘーゼルナッツ感たっぷりでチョコレートの香りも非常によいドゥウジャ。
なにより、甘すぎないのが良い。

目の前では黒猫君が「グアヤキル」にして良かったといいながら、にこにこ
して食べている。一口貰うと、確かにずしりと詰まったビターチョコ。
こっちもおいしかったねぇ。
どちらも、チョコレートの味がとても良い。さすがという感じだ。

ケーキは満足度が高いが、店内は非常に狭く長くて、ゆったりと出来る感じ
ではない。人が多くてがやがやした感じというのはカフェでは良いことなの
かもしれないけれど、お隣のテーブルの人のケーキをちょいと一口いただけ
ちゃうぐらいの狭さ。お店の方々を呼んでも、混みすぎていてなかなか近づ
いてこれない。
我々は比較的時間に追われていたので、おいしい物が食べられたしと満足したが、
時間がたっぷりあるときにここでお茶をしながらおしゃべりをするのはちょいと
きついなぁ。
でも、またあのケーキは食べたい。

ジャン＝ポール・エヴァン　バー・ア・ショコラ
東京都港区赤坂9-7-4東京ミッドタウン　ガレリアB1
03-5413-3676
11：00-21：00　不定休

コメント 2

私も濃厚なものが好きです。
ただ、ヘーゼルナッツはだめなので、選ぶ際には要チェックです。
by mei (2010-03-08 16:43) 

＞meiさん
meiさんはヘーゼルナッツがダメなのですか。
チョコレートにはよく使われているので、本当に気をつけて見ていないと
引いちゃいそうですね。
by 幸福もん (2010-03-08 21:30)