ROYAL INDO（ロイヤル インド） 元町店

カレーと言えばスープカレーによく行くけれど、インド料理もいいなぁ。
相方のちょっと気になるお店があるというのを頼りに　元町のロイヤルインドへ。

多分　焼肉やだったのを居ぬきで替えたお店。テーブルマットの
下に何だか丸いものがあるなぁと思って見回すと、ガスの配管らしき
ものもあるので気が付いたのだ。オーダーを取りに来てくれた男性も、
厨房にいる男性もインド人らしい。中華やイタリアン、フレンチなどは
その国の方がやっていらっしゃる事はそれ程多くないけれど、インド料理
はほぼ１００％がインド人がやっている気がする。少なくとも私が知って
いるインド料理店は全部そうだった。

ビールを頼むと　つまみにぱりぱりの薄焼きせんべいが付いてきた。
これをぱりぱり食べながらビールを呑む。この薄焼きせんべい、辛い物を
一緒に練りこんで焼いてあるので　ちょっとぴりりとする所があったりして　
ビールに合う。頼んだものが出てくるのに少々時間がかかったこともあって、
この薄焼きせんべいだけでビールがかなり進んでしまった。いかんいかん。
料理が出てくるまでに時間は少々かかるけれど、厨房からは鼻歌が聞こえてくる。
気持ち良さそうに仕事をしている感じと　インドの踊りまくる映画を思い出して　
インドっぽいと感じる。

ここは変り種のナンがいろいろあって面白い。ピザ感覚。もちろん　普通の
ナンもあるのだけれど、ココナッツが入ったものやジャガイモが入ったもの、
ガーリックバターなどがある。私はこの変り種ナンが気になったので、
キーマカレーを挟み込んだ　キーマナンとタンドーリマトンにする。

キーマナンはまん丸の座布団みたいな形。ナンの生地でキーマカレーを挟み
込んで焼いたかんじ。熱々で出て来たものをほおばると　焼きカレーパンを
思わせる。表面の焼き目がこうばしい。カレーは辛すぎはしないけれど　
香辛料の香りが良い。あちちといいながら　つまんで食べる。

タンドーリマトンはちゃんと串から外してお皿に盛られて出てくる。

肉や玉ねぎに串にさしたあとがあるので　ちゃんと串に刺していたのだ
と解るのだ。ラムは羊の子供の肉なのだけど、マトンはもうちょっと
大きくなった羊の肉。その分香りが強い。そのマトンの香りがしっかり
感じられる。タンドリーチキンに使われる香辛料入りヨーグルトに
漬け込んで　串に刺して焼いてある。その焼き目というか　焦げ目が
かりっと美味しい。肉も柔らかめ。一緒に焼いてある玉ねぎも甘い。
香辛料の香りとマトンの香りがあいまって　食べている私はにっこり。

相方が頼んだ　ガーリックナンは　普通の何の表面にニンニクチップ
を置いて　表面さくさく、中もっちりに焼いてあるもの。一緒に頼んだ
ラムカレーは辛さ５にしたけれど　もうちょっと辛くても良かったかな。
このナンが美味しくって　2人ともあまり会話もせずに食べていた。

ビリヤニという　インドピラフや　サモサなどの1品料理も充実していた。
本格的インド料理のお店。
あぁ、こりゃもっと食べたくなってきた。札幌の元町は住宅街で　
周りには余り飲食店は多くない静かな場所だけど、こんなお店が近くに
あったら良いなぁ。
地下鉄の駅からあまり遠くは無いので、また地下鉄東豊線ぞいに用事が
あるときには来てしまいそう。東豊線沿いには札幌ドームがあるので、
春から秋に掛けては結構「用事がある」状態なのでした。

ROYAL　INDO（ロイヤル　インド）元町店
札幌市東区北23条東13丁目2-7
011-752-8116
11：00-15：00　17：00-23：00　無休