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PANCOTEI(ぱんこてい) [遠くの食卓(国内の飲食店)]

2012秋の関西中国旅行 その11
昨年の春に行ってとても美味しかった串揚げやさんpancotei。
大阪といえば串揚げで、串揚げといえば 会社帰りのお父さんご用達のようなイメージだけど、ここパンコテイはとってもお洒落な串揚げやさんなのだ。

串揚げ10本~15本にサイドメニューというコースと 串揚げだけお任せで食べたい所までというコースがある。もちろん、単品でもオーダー可。
我々は串揚げだけ 食べたい所までお願いするコースにする。といっても、前回もこれで最後まで食べちゃったのだよねぇ。

最初にキャベツや大根、人参などをグラスにみっちりと詰めたスティックサラダがやってくる。串揚げがやってくるまでの間などに この生野菜をつまんでいただくのだ。串揚げは串などをつまんで食べればよいし、この野菜もつまんで食べればいいのでおはしが出てこない。
こういうのも面白い。

ここでは、一般的な串揚げも無くはないけれど、具材に凝ったものや 面白い取り合わせのものなどが多い。
名物なのが、アスパラガスを1本丸ままつかった串揚げ。アスパラガスの先のほうに肉を巻きつけて 衣を付けてあげてある。根元が串の代わりになっているので ずっと持ってあげるのが大変なのだそう。これ、よくありそうに感じるけれど、美味しくし上げるのは結構大変。スジが多いアスパラだと 噛み切るのが大変なのだけど、ここのアスパラの串揚げはがぶりと食べると ちゃんと噛み切れる。先のほうは皮をきれいに剥いてあるのかもしれない。それとも揚げ方のせい?兎に角、そんじょそこらのアスパラの揚げものとは違うのだ。

素材がすばらしいのは 黒毛和牛のヘレ肉。シャトーブリアンをさっと揚げてある。衣はかりっかりの香ばしさなのに、お肉は中心部分がレア。生肉の噛み切りにくさというのはなくて、口の中で肉汁がじゅわっ。あぁこれはうまいよねぇ。この揚げ方はすばらしいよねぇと思いつつにこにこ。
相方も隣でにこにこ。口の中が熱くなっているので、色々語らないけど うまいものは幸せなのだ。

むかごに銀杏をめり込ませて揚げた串揚げは、ぎんなん部分には衣がついていなくって、ここは素揚げのようになっている。
Pancotei.jpg
素揚げと衣がついたフライ部分の両方が楽しめるって言うのも面白い。銀杏は翡翠色がとくちょうだから ここを見せると 彩りとしても素敵。

だいたい 串揚げって 中身が何だか分かりにくい。中には黒トリュフを表面にまぶした白トリュフと黒トリュフのコロッケなんていう贅沢でわかりやすいものもあるのだけれど、殆どのものは衣の色をしている。これたまた 闇鍋的美味しさをかもしているのだと思う。どんな風に出てくるのか、火の通し加減はどうなのか、どんな味があふれ出てくるのか そんな事を考えながらぱくっ。にこっ。うわっ美味しいと思っても 1口か2口で次の串がやってくる。この串をもっと追加という事も出来るのだけど、ここは次々と変わっていく いろんな味わいを楽しむのがいいのだよなぁ。

あっという間に「これで全て終了です」といわれる。またしても 全て食べてしまいました。
昨年やってきた時のこれで終了は25本だったけど、今年は22本程度。25本も食べる人はそうそう居ないのだろうから ロスを考えると22種類を揃えておけば十分なのかも。量的に足りなければ、お茶漬けなどのサイドメニューも充実しているらしいので そちらを食べる事もできる。
我々は ちょうど良い満腹感だったので これでデザートを貰って終了とする。

最後にお支払いをすると、2人で最初にグラスシャンパンを飲み、ワインも1本あけて1人4500円程度。串揚げやさんでは高いといわれるかもしれないけれど、この満足感からいうとかなりコストパフォーマンスが高いと思う。
大阪に来る事があったらまた来たくなってしまうなぁ。

PANCOTEI(ぱんこてい)
0 6 - 6 4 5 5 - 3 4 2 3
大阪市福島区福島7-7-8
17:30-22:30
日曜・祝日・月曜不定休
予約をお奨め

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