ラ・サンテでホワイトアスパラとミルクラムを食べる [食卓の素（札幌圏の食材）]
毎年 宮の森のレストラン ラ・サンテでホワイトアスパラとミルクラムのコースをいただくのを楽しみにしていたのだけど、今年はタイミングが合わず いけないかもしれないと弱気になっていた。
そんな時に BB団で行こうということになり、小躍りする。
メニュー構成も少しづつリニューアルされている。
最初のホワイトアスパラの収穫は、北海道の大豆 黒千石を砕いてオーブンで焼いて土に見立てたものに ホワイトアスパラのピクルスが刺さっている。自分でそのホワイトアスパラを収穫するように引き抜いて食事がスタートする。
昨年もあった料理だけど、これをみると あぁこれからホワイトアスパラのコースをいただけるんだとわくわくしてくる。
お次はホワイトアスパラと北寄貝、トキシラズのサラダ。
かなり太いホワイトアスパラがメインになりながらも、北寄貝も甘くておいしい。そして、トキシラズは軽くスモークをかけたものを 皮目ぱりっと火を入れてレアに仕上げてある。この軽いスモーク感がとてもいい。ほんの2口くらいの鮭なのだけど、手が込んでいて美味しさが凝縮している。
それらにアスパラが負けていない。かみしめるとじゅわっと中から美味しいスープが出てくるゆでアスパラ。そうそう、これこれ。美味しいんだよなぁ。
お次はホワイトアスパラにマッシュルームソースをかけたもの。上にうにがトッピングされている。このマッシュルームソースは、いわゆるとろーりとしたソースというよりは 肉みそっぽい仕上がり。細かく刻んだマッシュルームと一緒にホワイトアスパラをいただく。どちらもうまみ成分たっぷりの食材なので これが美味しくないわけがない。
そしてお次は麦わら帽子を裏返したような器にクリーム色のソースが入った器が運ばれてきて、茹で上げのアスパラが別にやってくる。こちらは、ゆでたばっかりのアスパラ。ホワイトアスパラは苦みがある。それを茹でてゆで汁に付けておくことでこの苦みが無くなってまろやかな味になる。
逆にこちらの茹で上げアスパラは まだ苦みが少々残った状態でやってくる。春野菜独特の苦みは デトックス効果がありそう。甘いばかりが美味しさではないというのがよく解る。
そして、塩釜焼きのホワイトアスパラ。
1テーブル分ずつ塩釜にして生から焼き上げたホワイトアスパラ。茹で上げよりももっとはっきりと苦みが感じられる。その苦みと塩釜の中で包んであった笹の葉の香りが一緒になってこちらも春の味わい。
ホカホカと湯気が上がっている塩釜から取り出された様子は、プレゼンテーションとしても秀逸。
そして、ミルクラム料理が始まります。
まずは、ハラミ・スネ・アキレス腱などの正肉以外の比較的肉に近い部分をゼリーで寄せた冷製のお皿。やや硬めのゼリー寄せなのだけど、中に詰まっているラム肉はそれぞれ食感が違って美味しい。
ミルクラムとは、母親のお乳しか飲んでいないラムで まだ草を食べていないもの。この為、羊独特の臭みがない。あの羊の香りは草でできているのだというのが解る。
お次は胃袋、気管、肺などの内臓肉を細かく切って俵型にまとめてコロッケの様に衣を付けて揚げたもの。私は去年もこれがお気に入りだった。内臓独特のいろんな味わいのお肉が かりっと細かなパン粉で覆われてまとめられている。
衣に包まれているので、開けた途端にふわりとラムの香りが立つ。
普通のラム肉だと 食べられない部位もあるらしいのだけど、クセが無いミルクラムだから食べられる。BB団の一人はモツはちょっと苦手という子なのだけど、彼女も全く問題なくおいしーい！と食べている。
野趣あふれるはずの内臓肉をこんなにも洗練されたお皿に仕上げてあるというのがすごいのだ。
1品1品はそれ程大きくないお皿なのだけど、結構皿数も多いので 満腹。
今年はいつにもまして太いホワイトアスパラだったのだけど、数えてみたら1人8本食べていた。あの太さなら 8本で800グラム程度はあるかしら。そりゃぁおなか一杯になるはずだ。
とても幸せな時間でした。
この時期だけのお楽しみ。今年も食べられると良かった。
＜ラ・サンテのホワイトアスパラとミルクラムのコース＞
ホワイトアスパラの収穫
ホワイトアスパラと北寄貝とトキシラズのサラダ
ホワイトアスパラと生うにとマッシュルームのクリームソース
ホワイトアスパラのゆで上げ ムースリーヌソース マトンのベーコン添え
笹で包んだ塩釜焼き
足寄石田めん羊牧場のミルクラム料理
ハラミ・スネ・アキレス腱のゼリー寄せ
胃袋・気管・肺・レバーのアンドゥイエット
85日のミルクラムロースト
グリーンアスパラのシャーベット
デザート
エスプレッソ
ラ・サンテ
札幌市中央区宮の森一条6-5-1
011-612-9003
[月〜金] 18:00〜23:00(L.O)
[土] 12:00〜13:30(L.O)
18:00〜23:00(L.O)
[日・祝] 12:00〜13:30(L.O)
18:00〜22:00(L.O)
水曜・第2木曜休み
そんな時に BB団で行こうということになり、小躍りする。
メニュー構成も少しづつリニューアルされている。
最初のホワイトアスパラの収穫は、北海道の大豆 黒千石を砕いてオーブンで焼いて土に見立てたものに ホワイトアスパラのピクルスが刺さっている。自分でそのホワイトアスパラを収穫するように引き抜いて食事がスタートする。
昨年もあった料理だけど、これをみると あぁこれからホワイトアスパラのコースをいただけるんだとわくわくしてくる。
お次はホワイトアスパラと北寄貝、トキシラズのサラダ。
かなり太いホワイトアスパラがメインになりながらも、北寄貝も甘くておいしい。そして、トキシラズは軽くスモークをかけたものを 皮目ぱりっと火を入れてレアに仕上げてある。この軽いスモーク感がとてもいい。ほんの2口くらいの鮭なのだけど、手が込んでいて美味しさが凝縮している。
それらにアスパラが負けていない。かみしめるとじゅわっと中から美味しいスープが出てくるゆでアスパラ。そうそう、これこれ。美味しいんだよなぁ。
お次はホワイトアスパラにマッシュルームソースをかけたもの。上にうにがトッピングされている。このマッシュルームソースは、いわゆるとろーりとしたソースというよりは 肉みそっぽい仕上がり。細かく刻んだマッシュルームと一緒にホワイトアスパラをいただく。どちらもうまみ成分たっぷりの食材なので これが美味しくないわけがない。
そしてお次は麦わら帽子を裏返したような器にクリーム色のソースが入った器が運ばれてきて、茹で上げのアスパラが別にやってくる。こちらは、ゆでたばっかりのアスパラ。ホワイトアスパラは苦みがある。それを茹でてゆで汁に付けておくことでこの苦みが無くなってまろやかな味になる。
逆にこちらの茹で上げアスパラは まだ苦みが少々残った状態でやってくる。春野菜独特の苦みは デトックス効果がありそう。甘いばかりが美味しさではないというのがよく解る。
そして、塩釜焼きのホワイトアスパラ。
1テーブル分ずつ塩釜にして生から焼き上げたホワイトアスパラ。茹で上げよりももっとはっきりと苦みが感じられる。その苦みと塩釜の中で包んであった笹の葉の香りが一緒になってこちらも春の味わい。
ホカホカと湯気が上がっている塩釜から取り出された様子は、プレゼンテーションとしても秀逸。
そして、ミルクラム料理が始まります。
まずは、ハラミ・スネ・アキレス腱などの正肉以外の比較的肉に近い部分をゼリーで寄せた冷製のお皿。やや硬めのゼリー寄せなのだけど、中に詰まっているラム肉はそれぞれ食感が違って美味しい。
ミルクラムとは、母親のお乳しか飲んでいないラムで まだ草を食べていないもの。この為、羊独特の臭みがない。あの羊の香りは草でできているのだというのが解る。
お次は胃袋、気管、肺などの内臓肉を細かく切って俵型にまとめてコロッケの様に衣を付けて揚げたもの。私は去年もこれがお気に入りだった。内臓独特のいろんな味わいのお肉が かりっと細かなパン粉で覆われてまとめられている。
衣に包まれているので、開けた途端にふわりとラムの香りが立つ。
普通のラム肉だと 食べられない部位もあるらしいのだけど、クセが無いミルクラムだから食べられる。BB団の一人はモツはちょっと苦手という子なのだけど、彼女も全く問題なくおいしーい！と食べている。
野趣あふれるはずの内臓肉をこんなにも洗練されたお皿に仕上げてあるというのがすごいのだ。
1品1品はそれ程大きくないお皿なのだけど、結構皿数も多いので 満腹。
今年はいつにもまして太いホワイトアスパラだったのだけど、数えてみたら1人8本食べていた。あの太さなら 8本で800グラム程度はあるかしら。そりゃぁおなか一杯になるはずだ。
とても幸せな時間でした。
この時期だけのお楽しみ。今年も食べられると良かった。
＜ラ・サンテのホワイトアスパラとミルクラムのコース＞
ホワイトアスパラの収穫
ホワイトアスパラと北寄貝とトキシラズのサラダ
ホワイトアスパラと生うにとマッシュルームのクリームソース
ホワイトアスパラのゆで上げ ムースリーヌソース マトンのベーコン添え
笹で包んだ塩釜焼き
足寄石田めん羊牧場のミルクラム料理
ハラミ・スネ・アキレス腱のゼリー寄せ
胃袋・気管・肺・レバーのアンドゥイエット
85日のミルクラムロースト
グリーンアスパラのシャーベット
デザート
エスプレッソ
ラ・サンテ
札幌市中央区宮の森一条6-5-1
011-612-9003
[月〜金] 18:00〜23:00(L.O)
[土] 12:00〜13:30(L.O)
18:00〜23:00(L.O)
[日・祝] 12:00〜13:30(L.O)
18:00〜22:00(L.O)
水曜・第2木曜休み
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