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オーベルジュ エルバステラの夕食 [旅のお話]

道央小旅行 その4

さてさて、レストランに降りて食事にしましょう。
ここでは 食事の時間は3組とも同時スタートで18:30~と決まっている。そこから時間をかけて料理をいただく。

アミューズはカクテルグラスに入ったムース。
カリフラワーの白の上にパプリカの橙が重なって カリカリに焼いた薄焼きパンがアクセントになっている。
ぽってりとしたムースはパプリカそのものを食べるよりもパプリカっぽい。一口の中にパプリカをぎゅっと詰めたものが広がるからだろう。
これから野菜を沢山食べていただきますのでというお話に心躍る。

前菜は野菜をトマトのジュレでセルクルでまとめたもの。
エルバステラ夕食.jpg
透明のジュレがキラキラと光り、その中にカリフラワー、トマト、ロマネスコを小さくカットしたものが入り 宝石箱みたい。透明のジュレは強烈にトマトの香りと味がする。トマトというと 赤いものを想像してしまうけれど、トマトの味と香りがあの赤に由来するのではないのだろうな。トマトの中心部の種とその周りのちゅるんとしたところを なめらかにして食べている雰囲気。
野菜のゆで方もちょっと硬めで 歯ごたえを楽しめる。こりこり、ぽりぽりと野菜をかじるのもまたいいのだ。
私はこの前菜が一番印象的だった。

お魚料理はヒラメのスープ仕立て。
スープ仕立てといっても、スープはサラサラのソースといった位置づけ。貝などを使ってとったという透明のスープは非常に軽くて日本の出汁を思わせる。
お皿にそのスープを張った上に 皮目をぱりっとやきめを付けたヒラメを置いてある。塩が控えめで 野菜をはじめとする食材の味が立つところも和食っぽい。
オリーブオイルを使ってあったり、料理方法はイタリアンなのだけど、とても軽くできている。

食材は自家農園を中心に、近隣の農家さんの農作物を使っているという。新鮮な野菜がとっても素敵なおさらに仕上がっている。
全体に野菜たっぷり お肉やお魚は控えめで、料理はゆっくりと3時間ほどかけていただく。フルコースを食べ終わっても おなかがはち切れそうという程ではなく 我々にはちょうど良い量でした。


<この日のエルバステラの夕食>
アミューズ:パプリカとカリフラワーのムース
前菜:いろいろ野菜とトマトのジュレ
パスタ:手打ちパスタ
魚:ヒラメのスープ仕立て
肉:ふらの和牛イチボとお野菜
ドルチェ:フルーツエンドウのティラミスとアイス

エルバステラ
北海道中富良野町鹿討農場
0167-44-3671
チェックイン 16:00〜

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