ネスプレッソ

ネスプレッソとは、ネスレが出しているエスプレッソマシーン。
5年ほど前　時間つぶしに　デパートの家庭用品売場でうろうろしている時に、
丁度試飲をやっていた。
もともと　エスプレッソが好きな私と相方は吸い寄せられていった。

ガスコンロで作る　エスプレッソポットはあったものの、コーヒー豆の詰め方
によって味が変わってしまう事と、いつもの安価なコーヒー豆では美味しく
出来ない事からだんだん使わなくなってきてた。
400グラム　400円位の日々のコーヒー豆ではダメなのだ。

豆はカプセル方式で　常に新鮮。カプセルをマシンにセットして　レバーを押すと　
高圧の蒸気で抽出するという専門的な味をあなたの家庭で。
そのギミックを思わせる　機械っぷりと、色とりどりのカプセル、誰が
やっても同じように出せるという簡単さに　やられてしまった。
しかし本体は約4万円。即決できるモノではない。

その場で買うのは踏みとどまった物が、私の頭の中では「欲しい」の
気持ちがたかまっていた。
用事を済ませて焼き鳥やで夕食を食べ終わる頃、どちらからとも無く
あのネスプレッソが欲しいという話になっていた。
そして私は「明日までだったらポイントアップ中なんだよねぇ」とつぶやく。
ふと時計を見ると、スタートが早かったせいも有り　まだ19時。
一緒に時計を見て思う。「今日　まだ間に合うじゃん」

そのまま件の百貨店にとって返し　あっという間にお買上となった。
嬉しい重さにニコニコしながら　「やっぱりお馬鹿さんだねぇ」と笑う。
そう、我々は食べ物に関して　しばしば度を越してしまうお馬鹿さんなのだ。

そのままネスプレッソは我が家の一員となった。
さすがに最初の頃のように　毎日夕食後にエスプレッソと言うほどまでには
使ってないけど、休みの日の朝と食後にデザートがあるときに活躍している。
朝ゆったりと　エスプレッソを飲んでいると、今日はお休みなのだとしみじみ
嬉しくなる。

寝ぼけていても、酔っ払いが入れても、同じように美味しくできるネスプレッソは偉い。


　最近では本体14800円の廉価版のドルチェグストも出てきました。
　また、カプセルも通信販売のみから　札幌でも買うことが出来るように
　なりました。
　広がっていくって嬉しいことです。

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