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ゆふらん [旅のお話]

登別洞爺小旅行 その2
今回の旅行の目的地はここ。登別温泉のおーべるじゅ ゆふらん。
ここは5年の期間限定で始まったと言うことで、今年の10月に閉める
ことが決まっているそうなのだけど、我々は本当に気に入っていてよく来ている。

オーベルジュとは、食事をメインに据えた宿泊施設で、お酒を飲んだ後に
家に帰ることなどを気にしないで食事ができるありがたいところ。
ゆふらんは、登別温泉にあって 源泉かけ流しの温泉とマッカリーナなども
一緒にやっているモリエールの系列の食事ができる宿。温泉宿でありながら、
夕食には浴衣ではなく洋服でいらしてくださいというコメントがつく。
せっかくここに来たのならば、ドレスアップとまでは行かなくても ちょっと
素敵な服を着て食事をしたいと思う場所なのです。
だからと言って、ノータイお断りという程堅苦しくも無く、相方もネクタイはしていません。

早めに到着してすぐに温泉へ。時間が早かったことも有り ほぼ貸切状態。
太陽は出ているものの、風が冷たく 露天風呂には適したお天気。
じっくり温まった後、半身浴をして木々が揺れる様子や鳥が飛ぶ様子を
ぼんやり眺めていた。部屋に帰ってみると、小一時間が過ぎていて驚いた。

18時〜お待ちかねの食事。
前菜として、キャベツや大根・エシャロットなどを大きなまま器に盛ってあり、
甜麺醤や胡麻油で作った中華風のたれに手でちぎって食べてくださいと言う物が出る。
手で食べるって結構楽しい。生の野菜を手でちぎりながら食べていくと、
なんだかいつもより敏感に野菜を感じることが出来る。自分の手が少々
温泉臭いのはご愛嬌。
また、その後も小さな器にほんの二口位のマリネやスープなど。それらが
木のプレートに並んで出てくるさまは目にも嬉しい。
海老丼は、海老丼という名前から想像できないお皿で、皿の底にひろがった
オクラのソースが意表を突く。ちょっと食べにくかったのが難点。
ゆふらん夕.jpeg

牛肉はかなり厚いステーキを切り分けてサーブした感じ。これをフルで
食べると多すぎる。
全般に 料理の量が控え目でフルコースで食べ終わっても苦しくならない。
各テーブルを見ても、男性が極端に少なく、女性ばかりのグループが目に付く。
若い男女にはやや物足りない量かもしれないけれど、メイン層には丁度良い。

これまで毎回、手の込んだものも多く 透明のプチトマトのスープや鶏肉の
丸焼きでナイフが入っているように見えないのに、骨がきれいに取り外されて
いるメインディッシュなど 驚かされる物も多かった。
ゆったりとそんな料理を食べられる場所がなくなってしまうというのは寂しい。
登別温泉へは、京極や洞爺湖などと組み合わせてお気に入りのお店を回る
コースで、ゆふらんが無くなれば組み立てを変えなくてはいけない。
建物が古くなっているので、このままでは使えないということらしいのだけど、
できればまた同じコンセプトの宿にして欲しいなぁ。

本日いただいた5月のメニュー
 *アミューズ*
春の付き出し
カリフラワーのスープ
2色キャベツのマリネ
赤ピーマンムースとカニサラダ
ふきのとうの詰め物
 *前菜*
虎杖浜で水揚げされた甘エビのゆふらん風エビ丼
大葉と梅のフラン
 *メイン*
オーストラリア産仔牛のロースト
ジャガイモのグラタン
 *デザート*
果物いっぱいのタルト
ココナッツのシャーベット
小菓子

おーべるじゅ ゆふらん
登別氏登別温泉町143

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