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あさば 4 [旅のお話]

修善寺東京母娘旅行その6

夕食を済ませて、かなり良い気分でおしゃべりしている内に 
お隣にはお布団が敷かれていました。
ここのお布団は高さ20センチも有ろうかというような大変立派な物。
日頃。堅いベットに寝ている身としてはふかふかしすぎて何だか慣れない感じ。
今日はお姫様になった気分でおやすみなさい。

目覚ましもかけずに寝て起きたのは7時少々前。しまった朝風呂には少々遅いか
と思いつつひとっ風呂浴びてからサロンへ。この建物の窓は まるで雨戸のように
全ての窓を収納出来るように作られているらしい。
サロンでも全ての窓を取っ払ったように前面が全て空いている。朝の風がさあっと通りすぎる。

さぁ、朝ご飯。


まずは焼きたてほかほかのだし巻きたまごから。
これは焼きたてを出すために、仲居さんがタイミングを見計らっていた様で、
朝食の前に洗面所で支度をしている母がすぐに出てこれる状態か確認しつつ
調理場にGOを出した様子。
熱々のだし巻き卵はそのまま切って口に入れると、出汁がじゅわーっ。
ひんやりとしたおろしをつけていただくとまた違った感じ。
朝の卵料理ってやっぱりいいなぁと遠い目をしてしまいます。

その後、炭とかさ高の生椎茸が出てきて、自分であぶって塩でどうぞ 
というもの。火の加減を見ながら焼けた 嫌、まだなどと話しながら椎茸を
焼くのも楽しい。
タケノコには少々遅いかと言う時期ですが、孟宗竹ではなく、真竹を使った
という若竹煮もじんわり美味しい。
若竹煮.jpeg
シジミのお味噌汁が出ると、いつも迷うのがシジミを食べるかどうか。
あれは出汁用に使っている物だから 身は食べないものだなどと言われる
けれど、そうは言っても身には身の美味しさが有るし…と結局は半分くらい
の身を食べるという中途半端な食べ方をすることになる。
もちろん、身から出汁が十分にでた汁はすべていただきましたよ。

<朝食の献立>
焼きたてだし巻き卵
青菜の豆乳胡麻和え
焼き椎茸
焼き魚
真竹の若竹煮
シジミのお味噌汁
ごはん
すいか

朝食後も再び窓の外を眺めたり、スケッチをしたり、サロンでコーヒーを
いただいたりととゆったりと過ごし、チェックアウトぎりぎりの11時過ぎに宿を出ました。
1番最初に来て、1番最後に出る客だったのではと思いつつ、充分堪能しました。
入ってから出るまで、嫌な気分になることが一つもなく、全てがつつがなく、
夢のようなふわふわとした時間でした。
そうそう何度も行けるお値段ではないのですが、是非次は違う季節に
と思ってしまうお宿でした。

伊豆修善寺 あさば
静岡県伊豆市修善寺3450-1

タグ:あさば 朝食
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うさこ

母と娘で温泉、なんて、いいですね・・・。
幸福もんさんならやっぱり、旅にスケッチブックは必需品ですか?
全てがつつがなく、夢のような って、そんな時間を大切にしたいですね。私も旅行行きたくなってきました。
by うさこ (2008-06-01 15:33) 

幸福もん

>うさこ様
実は、私このブログを始めるにあたって本当に久しぶりに絵を
描き始めました。
なので、スケッチブックを持って旅に出たのは初めてなのです。
スケッチしながらまわる旅は、いろいろな発見もあり楽しかったです。
いつもの旅とは見え方が少々変わりました。
by 幸福もん (2008-06-02 20:41) 

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