銀座でふらり

修善寺東京母娘旅行その7

夢のような１日を過ごした後、うつつに戻る。
「メリハリ」だから、メリハリ。と言うことで昨夜とはうって変わった
リーズナブルなホテルに荷物を下ろして…という前にもう２時になろう
としている。先に何か食べないとね。朝に満タンになったとはいえ、
母の燃料タンクはそろそろカラになる時刻。
駅ビルの中のアフタヌーンティーへちょいと寄り道。

ケーキとお茶でひといき。その間、駅ビルのアフタヌーンティーは遅めの
昼食を食べようという人と、お茶しようと言う人で結構人が入れ替わっていく。
母は、女性一人でやってきて食事をしている人が多いとしきりに感心している。
私には普通の光景が、かなり印象的だったらしい。
仕事の都合だったり、そもそもプライベートでも一人で出かけていれば一人で
食事をする、これは当然のことなのだけど、これが母には「やっぱり東京だ」
と映ったらしい。
やっぱり風景は見る人によって見え方が違う。

さて、荷物をおろして久しぶりの銀座に行きますか。



まずは、文具・画材の専門店「伊東屋」。私はブログをはじめて定期的に
絵を描くようになり、画材を見たくてしょうがない。もともと文具は大好きで、
伊東屋にもよく通っていたけれど、画材のフロアに降りるのは久しぶり。
札幌でも大丸藤井やロフトものぞいているけれどやっぱり伊東屋でも見てみたい。

伊東屋の１階催事場でmarumanのフェアをやっていた。黄色と濃緑のモダンな
表紙のスケッチブック。これがmarumanのアイコンらしい。
私も今回の旅行ではこのスケッチブックを持って来ていた。安価で持ちやすく、
お世話になっている。

しかし、このスケッチブックはどこでも手に入る。今回見たいのは、札幌では
手に入らないかもしれない画材。
特に色鉛筆と紙を見たかった。marumanのスケッチブックはお手頃だけど、
水を吸うとでこぼこしてしまって　気持ちよくいかない。WHATMANは良い
のだけど、値段が高い。日々、気持ちよく使うための紙は無いものかと思ってた。

結果的に言うと、いろいろ見て検討した結果、札幌で目にしていた物が
私にとって一番の物だったと言うこと。
この納得がとても大事。これで札幌に帰って　心おきなく購入することが出来る。
これが解って私はとても嬉しい！嬉しいついでにスタンプ売り場を通りかかり、
リサとガスパールの浸透印を買ってしまった。あぁ、またやってしまった。
でも、伊東屋に来たら何かしら買いたくなってしまう。困った場所なのだ。

それから鳩居堂へ。
鳩居堂は日本的な紙モノ・雑貨モノの専門店。和紙・のし・千代紙、和柄の
カード、書道用品・お香などを扱っているお店。いつ行っても主に女性で満杯で、
通路をまっすぐ歩くことが出来ない。
ここのシルクスクリーンの葉書やカードもかなり惹かれる。かなり惹かれるけれど、
今日は買わない。余り見ないようにする。季節季節の植物やイベント品をあしらった
シルクスクリーンは、余白も含めて完成度が高く、額に入れて月ごとに変えたい代物。
ただ問題は我が家にはそんな額を飾れる風流さが無いこと。
お土産を買おうといらしている外人さんも数多く見かける。ここに来たら間違いの
ないお値段手頃なニッポンモノが買えるはず。皆さん楽しそうに買い物していた。

夕食には　まだ時間があるので、東急HANDSへ。
こちらは札幌にも有るのだけれど、ハンズの商品って、見飽きることが無い。
そんな文具・雑貨関係に偏った銀ブラ。普通はお菓子とか、洋服とか宝飾とか
もっと銀座らしい物があるのだけれど、今回まだ旅の途中だし。って、旅の途中で
浸透印を買ってどうする。

銀座では、いろいろとお金がかかっていそうなお姉様方も沢山いらして、
別の生き方を見る思い。
そう言う所よね、銀座って。

さ、今日の夕食のお店に向かいますか。

伊東屋
東京都中央区銀座2丁目-15
10：30-19：00（水〜土は-20：00）

鳩居堂
東京都中央区銀座5-7-4
10-19：30（日祝は11：00-19：00）不定休（年に６日程）

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