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シードル [おうちの食卓]

なでしこジャパンのノルウェー戦の時に我が家で呑んでいたのは
本物のシードル。その日 なでしこは大量得点でノルウェーを破った。
それで我が家ではこれを「シードル効果」と呼んだ。
なでしこが勝つにはやっぱりここはシードルを準備せねばなるまい。
と言うことで 昨日もシードルを呑んでいた。

先ほどから本物のシードルと言っているけど、本物か本物ではないかは
一般的な区別ではなく、我が家での符号みたいなもの。日本で一番
呑まれているのは多分ニッカのシードルだろう。200ミリリットルの
小さな瓶に入って、量的にも味的にも呑みやすい。これは 我が家では
単に「シードル」と呼ばれる。

では「本物の」と付くとどうなるのか。大体は750ミリリットルの瓶に
入ってシャンパンと同じくコルクの栓をワイヤーで留めてある。
多くの場合はフランス産のりんごの発泡酒を指している。
繰り返すけど、ニッカのシードルもきちんとした正しいシードルだと思う。
リンゴ100%で作っている発泡性のお酒。ただ、シャンパン、スパークリングワイン、
カヴァ呼び替えるように、我が家では片方に「本物の」と付けているのだ。
シードル.jpeg
昨日呑んでいたのはオーガニックのシードル Cidre Val de Rance Biologique
(シードル ヴァル・ド・ランス オーガニック)。ブルターニュ産の
有機栽培りんご100%使用のものらしい。炭酸はやや弱めの微炭酸で、
本格シードルにしては渋みは少なめ。それでも、リンゴの皮の苦みや
渋みを感じることが出来る。色は白ワインなどよりもやや濃いめの茶系の
色が付いている。皮のポリフェノールが含まれているからかな。

シードルをのむと、そば粉でつくったクレープのガレットを食べたくなる。
日本でクレープというとおやつのクレープを思い浮かべるけど、
ガレットはもっと食事に近い。そば粉を使った薄焼きの皮に卵やベーコン
などを包んで 溶かしバターをかけて食べる。ブルターニュ地方の
郷土料理のようなもの。そしてシードルは地酒のような物。
最初にガレット屋で呑んだので すり込まれてしまったのかもしれないけれど、
シードルとガレットはセットのような気がする。
だからと言って、昨日みたいに自宅で呑むときにもいつもクレープを
焼いているはずもなく、単なる食事に合わせているのだけれど。

リンゴの皮の色がとけ込んだような 少々濃い色がついたシードルは、
なんだか田舎で呑むお酒を思わせて 気分がゆったりする。
そんなシードルを呑んで観た昨日のなでしこジャパンの試合は 
最初の一点で舞い上がった。やっぱりシードル効果だ!決勝戦の
ためにもう1本買わねばと思った位だ。
しかしながら、残念な結果に終わった。アメリカの壁はまだ立ちはだかっていた。
ドイツ戦こそやって貰いたい。
次の試合の時には 何を準備しようかな。

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