腕時計 [まつわらない話]
私は24時間の内23時間30分位腕時計をはめている。めがねを外すと
自分の足元も見えないというかなりの近眼のせいもある。
自分の手元に時計があれば、探すことなく今の時間が分る。
子供の頃は腕時計がうらやましかった。よく腕にマジックで
腕時計を書いた。赤いバンドのディズニーの腕時計を貰った時
にはとても嬉しかった。日々泥だらけで遊んでいる私の事だから、
お出かけの時にしかはめさせて貰えなかったけれど、はめると
とっても誇らしかった。
中学の頃、バス通学をしていた。バス通学になった時に、祖母の
お下がりのオメガの時計をもらった。祖母が外国に旅行に行った
ときに買い求めたと言う 古い自動巻きの大きな時計だった。
これが 毎日腕時計をするはじめの時計。朝は時計を見ながら
バス停まで走り、帰りは放課後の時間を過ごすのに、バスの時間を
計りながら 友人としゃべっていた。
その後、自転車通学になったけれど 父が時間にとてもうるさかった
事もあり、時計を毎日はめる生活は変わらなかった。
長い事 使っていたオメガの時計は 自転車を飛ばしている時に
無灯火の自転車をよけようとして看板にぶち当たり大ゴケすると
いう事故で壊してしまった。その時既に祖母は亡くなっていて、
大きな事故にも係わらず、車に引かれることもなく擦り傷だけで
終わったのは「おばあちゃんが守ってくれたんだね」という事になった。
我が家ではこんな風に、大切にしていた何かが壊れてしまった時に
自分の身代わりに壊れてくれたんだと言う習慣があった。
その後も色んな時計を経て来た。秋葉原で買った¥980の時計は
かなり長持ちした。当時付き合っていた人がくれた時計は彼が傍に
いてくれるようでとても嬉しかった。皮のベルトがダメになるたびに
ベルトを変えて使っていた。
どの時計も、基本的にはいつもはめる時計は1本きりで、それが
ダメになった時に次の時計を用意する。ファッションに合わせて
つけかえるという事をしない。あまり浮気をしないのだ。
今使っているのは、太陽電池の電波時計。太陽電池であれば、
電池交換が要らない。と言う事は、時計を開け閉めしないので
防水性能が落ちてくる事が少ないだろうと言う読み。
電波時計の方は、気に入った時計についてきた。最初は 時計は
正確にこしたことは無いからという程度の認識しかなかったけれど、
時計が信頼できるというのは何かと良い。ぎりぎりの列車の間合いを
計るのも、サッカーの試合の開始時間を見るのも。突然思い出そうと
すると些細な例しか思いつかないのが悔しい所だけど、多分 信頼に
足るということが大事な事なのだと思う。
そんな時間がぴったりと合う電波時計だけど、我が家は電波が
やってくる南方向に開口部が無いために、我が家ではベランダを
含めてどこででも電波をキャッチできない。何の為の電波時計だ!
出張した時にキャッチしてあわせているようだ。ごめんよ。
自分の足元も見えないというかなりの近眼のせいもある。
自分の手元に時計があれば、探すことなく今の時間が分る。
子供の頃は腕時計がうらやましかった。よく腕にマジックで
腕時計を書いた。赤いバンドのディズニーの腕時計を貰った時
にはとても嬉しかった。日々泥だらけで遊んでいる私の事だから、
お出かけの時にしかはめさせて貰えなかったけれど、はめると
とっても誇らしかった。
中学の頃、バス通学をしていた。バス通学になった時に、祖母の
お下がりのオメガの時計をもらった。祖母が外国に旅行に行った
ときに買い求めたと言う 古い自動巻きの大きな時計だった。
これが 毎日腕時計をするはじめの時計。朝は時計を見ながら
バス停まで走り、帰りは放課後の時間を過ごすのに、バスの時間を
計りながら 友人としゃべっていた。
その後、自転車通学になったけれど 父が時間にとてもうるさかった
事もあり、時計を毎日はめる生活は変わらなかった。
長い事 使っていたオメガの時計は 自転車を飛ばしている時に
無灯火の自転車をよけようとして看板にぶち当たり大ゴケすると
いう事故で壊してしまった。その時既に祖母は亡くなっていて、
大きな事故にも係わらず、車に引かれることもなく擦り傷だけで
終わったのは「おばあちゃんが守ってくれたんだね」という事になった。
我が家ではこんな風に、大切にしていた何かが壊れてしまった時に
自分の身代わりに壊れてくれたんだと言う習慣があった。
その後も色んな時計を経て来た。秋葉原で買った¥980の時計は
かなり長持ちした。当時付き合っていた人がくれた時計は彼が傍に
いてくれるようでとても嬉しかった。皮のベルトがダメになるたびに
ベルトを変えて使っていた。
どの時計も、基本的にはいつもはめる時計は1本きりで、それが
ダメになった時に次の時計を用意する。ファッションに合わせて
つけかえるという事をしない。あまり浮気をしないのだ。
今使っているのは、太陽電池の電波時計。太陽電池であれば、
電池交換が要らない。と言う事は、時計を開け閉めしないので
防水性能が落ちてくる事が少ないだろうと言う読み。
電波時計の方は、気に入った時計についてきた。最初は 時計は
正確にこしたことは無いからという程度の認識しかなかったけれど、
時計が信頼できるというのは何かと良い。ぎりぎりの列車の間合いを
計るのも、サッカーの試合の開始時間を見るのも。突然思い出そうと
すると些細な例しか思いつかないのが悔しい所だけど、多分 信頼に
足るということが大事な事なのだと思う。
そんな時間がぴったりと合う電波時計だけど、我が家は電波が
やってくる南方向に開口部が無いために、我が家ではベランダを
含めてどこででも電波をキャッチできない。何の為の電波時計だ!
出張した時にキャッチしてあわせているようだ。ごめんよ。
いい話ですね!!ついつい最後まで読んでしまいました。
物を大切に使うって素敵な事ですね。
ボクも大切に今の腕時計を使ってます!!
失礼しました。
by trico (2011-09-30 23:21)
>Tricoさん
ありがとうございます。
長いこと使うと 愛着も湧いてきて良いですよね。
tricoさんがお使いの腕時計もかなり馴染んでいるのでしょう。
by 幸福もん (2011-10-01 22:10)