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クリスマスな食卓第1弾 [おうちの食卓]

クリスマスなという割には、あまり華やかではないけれど、
ま、気持ちだ気持ち。

この食卓のメインはラクレット。
ラクレットというのは料理の名前でもあり チーズの名前でもある。
もともとは削ると言う意味の言葉から出来た名前で チーズを
とろーんと溶かしてパンやいもの上にかけて食べる料理。
ラクレットと言う名のチーズはスイスに近いフランスで作られて
いる牛乳のハードチーズ。
そのまま食べても良いけど、とろーんと溶かして食べるのが良い。

このラクレットをするにはチーズを溶かす装置が必要。
料理店では、直径70センチはあろうかという大きなチーズを半分に
切ったものの断面を直火であたためて 溶けた部分だけこそげるよう
にして使ったりする。
さすがに自宅でそれはできないと言うことで、おままごとみたいな
チーズを溶かす器具がある。そんなマニアックな器具が我が家には
何故かある。この器具が赤くって 可愛らしいのでクリスマスにぴったり。
ラクレット.jpeg
チーズを溶かすための熱源は小さなろうそくなのだけど、これで
結構とけるのだ。テフロン加工された小さなフライパンの上に
小さめに切ったラクレットを乗っけて 下からろうそくであぶると
だんだん溶けてくる。とろーんと溶けたところを蒸し鍋でむして
あったジャガイモにとろーんとかけていただく。
丁度 長いももあったので 長芋も蒸していた。蒸しながいもにも
とろーんとかける。チーズが溶けるまでの間は塊ベーコンやレンコン
などに塩やオリーブオイルをかけたりしながら別の味を楽しむ。

調子に乗って食べていたらラクレットだけでは足りなくなった。
足りなくなったときのためにグリエールレゼルバも準備していた。
グリエールレゼルバはスイス産の牛乳 ハードチーズ。溶かして
食べても良いし、そのままかじっても美味しい。半分は溶かしながら、
半分はそのまま というより溶かすよりも食べる速度の方が早くって 
溶けるのをまつ間にそのまま食べたと言う方が近い。
もう食後になっていたし、チーズだけに専念すると 食べる速度
の方が早いのだ。そのままのチーズは噛みしめると口の中でうまみ
が沢山感じられるし、溶かしたチーズは香りも良くもちもちした
感じがまた楽しい。

そんな2タイプの食べ方をした食卓。
山崎のワインバッカスはかなり甘めのワイン。葡萄の実が充分熟した
ときに作られたのだなぁという気がする。ぐぐっと進むというよりは、
しっとりと落ち着いて呑めるワイン。
我が家的には充分 クリスマスな食卓でありました。

<クリスマスな食卓第1弾>
オリーブマーケットの黒オリーブ
パプリカのピクルス
鶏肉と野菜のゼリー寄せ
牛テールでとったスープ
クレソンのサラダ
蒸し鍋
ラクレット
アンデルセンのバゲット
グリエール レゼルバ
ワイン:山崎ワイナリー バッカス2007

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mipoo

とろーんなチーズですかっ!
もうそれだけでも
じゅうぶんクリスマスです☆

イラストの器具もかわいいですね。
どのくらいの大きさなんですか?
by mipoo (2008-12-23 00:22) 

幸福もん

>mipooさん
とろーんの器具は、縦10センチ、横20センチ、高さ8センチぐらいの
小さなものです。ままごとみたいですが、他のつまみなども食べながら
溶かしては食べ、とするには充分です。

全ての人にお勧めは出来ませんが、ワインととろーんチーズがお好き
ならちょっとお勧めです。
by 幸福もん (2008-12-23 22:56) 

涼

とろーんチーズ大好きです♪パンとチーズは最高ですね!
その「マニアック」な器具、良いですね、主人が欲しがるかも。実は、私達夫婦で幸福もんさまのブログ拝見しています。筆不精なのでコメントはしない主人ですが(笑)。


by 涼 (2008-12-25 19:30) 

幸福もん

>涼さん
マニアックな器具は、最初に見つけたのは相方でした。
「これ、いいね」とWEBに釘付けになっていました。
そして、止めずにあおったのが私です。

お二人で見ていただけるとは大変嬉しいです。
今後ともよろしくお願いします。

by 幸福もん (2008-12-25 20:56) 

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