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鯛の塩釜 [おうちの食卓]

31日でお節はあらかた食べ終わってしまったので、新年の夜は鯛の塩釜。
毎年、お供えで生の鯛に塩を振って使っていたのだけど、今年は
お節のパンフレットに塩釜が載っていたので それを使ってみよう
と思い立った。
やって来たのは全長50センチ位の魚型の塩の塊。塩釜に入って
蒸し焼きにされた状態。そのままの状態でお供えして、1日の夜は
それをいただく。

付いてきた木槌をつかって塩を割る。最初はおっかなびっくり
やっていたけど、全然割れないので がっちんがっちんやってみる。
それでやっと中央部から割れる。よく考えたら端の方は塩の塊だけで 
空間が無いので割れ難いのだ。中心部をがんがんやらねばダメなのだね。
そりゃそうだ。
塩釜.jpeg
割れてみると、中から立派な鯛がおでまし。ピンク色した鯛は
本当にお目出度い感じがする。
塩釜に入っていたので、水分が抜けている。皮が少々固いかなぁと
思っていたら 弾力性があるだけで、固いというのとはちょっと違う。
びよーんと伸びる皮をはいで見ると中からはぷりっぷりの白身が
出てくる。表の部分はいい塩梅に味が付いている。裏の方が少々塩が
濃い目。下の方はずっと塩についているので 味がしみてきたのだろうか。
それとも重力にしたがって塩分が下に集まっていったのだろうか?
何故だかは判らない。

取り外した骨と頭は翌日 スープの出汁にした。残った身は
ほぐして鯛茶漬け用に保管。塩はお湯に溶かして身体をマッサージ
するのに使うといいらしい。ちょっと面白そうなので早速やって
みると、ざらざらした荒塩の感じがちょっと気持ちが良い。
暫くやってみようかなぁ。隅から隅まで活用だ。

塩釜は自分でやっても楽しそうなのだけど、どうしてもあんな
ふうに沢山の塩を使う勇気が無い。大体はダッチオーブンの底に
塩を敷き詰めて 密閉はダッチオーブンにお願いして作る。ただ、
食べてみるとやっぱりやりたくなっちゃうなぁ。塩に卵白を混ぜて
こねこねして作る塩釜。よく考えてみれば塩の1キロや2キロは千円
出せばおつりが来る程度だから どこかに遊びに行くよりもずっと
安く出来るのだけど、出来るのだけど なかなか勇気が出ない。
パスタを茹でる時に大匙に山盛り3倍ぐらい投入するのもちょっと
躊躇するくらいだから。
でも、終わったらマッサージに使えばいいのか。うーんでも中々
踏み切れないなぁ。

タグ: 塩釜
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