生落花生：あじのねた：SSブログ

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生落花生　[おうちの食卓] [編集]

ピーナッツというと乾燥していて殻に入っていたり、バターピーナッツ
になっていたりと言うものを思い浮かべる。ピーナッツってそういうものだ。
先日、生ピーナッツを購入した。もっとはっきり言うと、止めるのを
忘れていたOISIXの中に生のピーナッツが入っていた。これが大正解。

生のピーナッツは柔らかい。殻もぱりぱりしていなくってちょっと
しめっている。
これを海水よりもしょっぱいくらいの塩水で40分程度茹でる。
すると茹でピーナッツのできあがり。
いつも見ている殻付きピーナッツをふやかしたような外観なのだけど、
ふよふよした殻を剥いて食べるとこれがうまい。あの乾燥ピーナッツ
とは違う物だ。
以前近所のスーパーにあって今はもうどこででも見かけない　
ピーナッツもやしというものがあった。私は結構あれが好きだった。
ピーナッツからでた芽を食べるものなのだけど、ピーナッツだけに芽も
随分太くて鉛筆ぐらいの太さのもやしだった。勿論根本にはピーナッツ
もついている。
その根本についているピーナッツに近い。あれも美味しかったよなぁ。
美味しかったけど、今はもう見かけない。残念だ。

ピーナッツの塩ゆでというのは食べたことがあったけれど、生から
自分で作ってみるとやっぱりちがう。生ピーナッツの塩ゆでなんて、
産地近くの人しか食べていないかもしれない物だけど、美味しい。
あれは美味しかったのでまた取ろうかなと思ってみても、2週間あいだが
あくともう旬ではなくなっていて、お取り寄せすることは出来なくなっていた。

こんな一瞬の旬をとらえた物と出会えるのは楽しい物だ。
葉わさびだったり、筍やうどなどの山菜だったり、アスパラガスだったり、
その時期になると思い出す。その時期を外すと食べられない。
そんな物に出会えるのは嬉しいね。
来年は、枝豆の季節が終わったらピーナッツと憶えておかなければ。
いつもある、も嬉しいけれど、この時しかないもまた楽しい。