ビストロぽっくるとんのクリスマスディナー [近所の食卓（札幌圏の飲食店）]
今週はクリスマスウィーク。私のクリスマス宴は昨日スタートした。
昨日は いつものBB団でクリスマスディナーを食べにぽっくるとんに
行ったのだ。
我々にとってぽっくるとんはホームベースのようなお店。北海道外に
異動していった友人が北海道に帰ってくるたびにこのお店で集まって
いたのが今のBB団の始まりなのだ。その友人も北海道に戻ってきて、
今やBB団の中心人物。そんな気心の知れた友人と、気心知れたお店の
クリスマスディナーはとっても楽しみ。
ちょっと穴倉みたいな店内には キャンドルが点ってとってもいい雰囲気。
その中で 肩はこらない形のカジュアルさで 料理は美味しいというのが嬉しい。
冬というシーズンもあってジビエも含んだラインナップ。ジビエといっても、
ここのジビエは癖が出ずぎ内容にうまく調整してあるので、ちょっと癖の
強い肉はあんまり…という友人も美味しい！とにっこりのお皿ばかり。
最初のコンソメロワイヤルは口当たり滑らかで、コロンと入った海老の身が楽しい。
長径１２センチくらいの楕円のココットに入ってきたのだけど、丼で食べたい
とのたまう人続出。まぁまぁ、これからどんどんお皿もやってくるからとはやる
気持ちを抑えて押さえて。
手作り生ベーコンをマンゴーに乗っけた物は、生ベーコンのネットリ感がいい。
表面に近い部分の薫週が軽く香る。
ジビエのパテは雷鳥、ウサギ、鴨などを固めて作ったもの。大きめに切った肉も
入っているのでしっかりした歯応えが美味しい。
一番気に入ったのがオマールエビテールと帆立のムーズのバブー。その特徴的な
香りが何者にも似ていないポルチーニ茸を使ったソースの香りが良い。甲殻類の
香りとポルチーニ茸の香りが立ってくるので食べる前から胸一杯に香りを吸い込む。
オマールエビのしっぽは一見天麩羅風にぐるりとふんわりした衣をつけて蒸し
上げてある。ふうわりの衣の中にぷりっとしたエビがいるのって食感が楽しいし、
勿論味も良い。
ソルベを挟んでメインディッシュは鴨のコンフィと蝦夷鹿のコンフィが選べる。
せっかく北海道に住んでいるのだから、北海道のジビエを食べなくちゃと思って
私は蝦夷鹿のコンフィに。友人達は鴨のコンフィに。
コンフィとは油の温度を上げすぎない様に気をつけながら揚げ焼きにする料理法。
天麩羅やフライなどのように温度を上げずにじっくりと火を通す。時間を掛けて
火を通すので、外側がカリッと仕上がる。鴨のコンフィは皮がぱりぱりだったらしい。
蝦夷鹿の場合は、皮のようにパリパリする部分は無いのだけれど、やっぱり表面は
カリッと、中は蒸し上げたように繊維質がもろもろ崩れそうな柔らかさ。ジビエの
メインディッシュを食べていると、冬万歳!と言う気になってくる。
BB団の面々は 楽しくおしゃべりをしつつも、美味しい物がやって来ると会話が
ぴたっと止まって、それが嫌じゃないという素晴らしいメンバー。
美味しい物も堪能しつつ、来年はどこに食べに行こうかと また楽しい話を始めるのでした。
来年もよろしくね BB団。
＜今回いただいたクリスマスディナー＞
自家製フランボワーズのカクテル キール風
コンソメロワイヤル
当別産黒豚手づくり生ベーコンとフルーツ
真鯛のカルパッチョと焼きトマトのマリネ
ジビエのパテ
オマールエビテールと帆立のムーズのバブー
ゆずのソルベ
白糠産蝦夷鹿のコンフィ
パン
シェフのケーキ
コーヒー
ビール
赤グラスワイン
このクリスマスディナーは12/25まで
ビストロぽっくるとん
札幌市中央区宮の森1条１０丁目
011-612-5948
11：30-14：30 17：00-22：30 月曜休み
前回来たときのお話しはこちら
昨日は いつものBB団でクリスマスディナーを食べにぽっくるとんに
行ったのだ。
我々にとってぽっくるとんはホームベースのようなお店。北海道外に
異動していった友人が北海道に帰ってくるたびにこのお店で集まって
いたのが今のBB団の始まりなのだ。その友人も北海道に戻ってきて、
今やBB団の中心人物。そんな気心の知れた友人と、気心知れたお店の
クリスマスディナーはとっても楽しみ。
ちょっと穴倉みたいな店内には キャンドルが点ってとってもいい雰囲気。
その中で 肩はこらない形のカジュアルさで 料理は美味しいというのが嬉しい。
冬というシーズンもあってジビエも含んだラインナップ。ジビエといっても、
ここのジビエは癖が出ずぎ内容にうまく調整してあるので、ちょっと癖の
強い肉はあんまり…という友人も美味しい！とにっこりのお皿ばかり。
最初のコンソメロワイヤルは口当たり滑らかで、コロンと入った海老の身が楽しい。
長径１２センチくらいの楕円のココットに入ってきたのだけど、丼で食べたい
とのたまう人続出。まぁまぁ、これからどんどんお皿もやってくるからとはやる
気持ちを抑えて押さえて。
手作り生ベーコンをマンゴーに乗っけた物は、生ベーコンのネットリ感がいい。
表面に近い部分の薫週が軽く香る。
ジビエのパテは雷鳥、ウサギ、鴨などを固めて作ったもの。大きめに切った肉も
入っているのでしっかりした歯応えが美味しい。
一番気に入ったのがオマールエビテールと帆立のムーズのバブー。その特徴的な
香りが何者にも似ていないポルチーニ茸を使ったソースの香りが良い。甲殻類の
香りとポルチーニ茸の香りが立ってくるので食べる前から胸一杯に香りを吸い込む。
オマールエビのしっぽは一見天麩羅風にぐるりとふんわりした衣をつけて蒸し
上げてある。ふうわりの衣の中にぷりっとしたエビがいるのって食感が楽しいし、
勿論味も良い。
ソルベを挟んでメインディッシュは鴨のコンフィと蝦夷鹿のコンフィが選べる。
せっかく北海道に住んでいるのだから、北海道のジビエを食べなくちゃと思って
私は蝦夷鹿のコンフィに。友人達は鴨のコンフィに。
コンフィとは油の温度を上げすぎない様に気をつけながら揚げ焼きにする料理法。
天麩羅やフライなどのように温度を上げずにじっくりと火を通す。時間を掛けて
火を通すので、外側がカリッと仕上がる。鴨のコンフィは皮がぱりぱりだったらしい。
蝦夷鹿の場合は、皮のようにパリパリする部分は無いのだけれど、やっぱり表面は
カリッと、中は蒸し上げたように繊維質がもろもろ崩れそうな柔らかさ。ジビエの
メインディッシュを食べていると、冬万歳!と言う気になってくる。
BB団の面々は 楽しくおしゃべりをしつつも、美味しい物がやって来ると会話が
ぴたっと止まって、それが嫌じゃないという素晴らしいメンバー。
美味しい物も堪能しつつ、来年はどこに食べに行こうかと また楽しい話を始めるのでした。
来年もよろしくね BB団。
＜今回いただいたクリスマスディナー＞
自家製フランボワーズのカクテル キール風
コンソメロワイヤル
当別産黒豚手づくり生ベーコンとフルーツ
真鯛のカルパッチョと焼きトマトのマリネ
ジビエのパテ
オマールエビテールと帆立のムーズのバブー
ゆずのソルベ
白糠産蝦夷鹿のコンフィ
パン
シェフのケーキ
コーヒー
ビール
赤グラスワイン
このクリスマスディナーは12/25まで
ビストロぽっくるとん
札幌市中央区宮の森1条１０丁目
011-612-5948
11：30-14：30 17：00-22：30 月曜休み
前回来たときのお話しはこちら
幸福もんにメッセージ
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いつものＢＢ団、いつものホームベース的お店。「いつもの」がたくさんあると幸せですよね☆滑り出しからいい感じのクリスマスウィークですね。
ジビエもエゾシカも食べたことがないので、いつか食べてみたいです。
by うさこ (2009-12-24 15:19)
こんばんは！
う～ん、本当に楽しそうで美味しそうな記事♪
絵も素敵！
何だかお料理も好きなんですが、
このお皿が素敵ですね～。
楽しいクリスマスウイーク過ごせますように♪
（そのお話も今から楽しみにしている涼なのでした）
by 涼 (2009-12-24 21:09)
＞うさこさん
いつものって良いですねぇ。
滑り出しから良いクリスマスで本日までに３日終了していますが
今年も幸せな感じです。
＞涼さん
こんばんは。
盛りつけも料理の内で、お皿の使い方は空間もまた必要なのだと
思うのですがどうしても自宅だと洗い物がとか、テーブルに乗らないかも
とか色々思ってそうも行きませんね。
はい、楽しいクリスマスウィークを過ごしています！
記事にしますからね。楽しみにしていただくとやる気になります！
by 幸福もん (2009-12-24 23:11)