オリジンーヌ・カカオ：あじのねた：SSブログ

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オリジンーヌ・カカオ　[遠方の食卓の素（お取り寄せ）] [編集]

東京と軽井沢旅行の話を書いている間に2月がかなり過ぎ去ってしまった。
2月上旬はチョコレート大好きな私にとっては　心躍る季節。時期遅れに
ならないうちに書かなければと少々焦り気味。

今年も札幌では丸井今井札幌店でサロン・デュ・ショコラが開催され　
当然のことながら先週の内に行ってきた。
今年、私の中でヒットだったのがオリジンーヌ・カカオのクリオドメリダ。

オリジンーヌ・カカオというのは和光ル・ショワのショコラティエも勤めて
いらした川口行彦さんという方が自由が丘に作られたお店らしい。
事前にサロン・デュ・ショコラのパンフレットを丹念に読み込んで　目をつけたのがここ。
とっても小さな扱いだったのだけど、その説明文に惹かれた。
「ショコラティエ川口行彦氏がカカオの品種と産地にこだわりました。
苦みの強い大人の味わいが楽しめるチョコレートバーの詰め合わせです」

その勘はは当たった。今年の私のヒット。
クリオロド　メリダというそのチョコレートはバレンタイン限定の商品らしい。
15センチかける10センチ位の小箱にバータイプのチョコレートが5本。1.5センチ
かける8センチ位のチョコレートバー、3種類が入っている。最初は単一チョコレート
のバーなのだろうと思っていたのだけど、中にはガナッシュが入ったボンボンショコラ。
「マダガスカル」と「オクマレ」が２本ずつ、「アクラ」が1本。どうやらカカオの
種類が名前になっているよう。
私が一番気に入ったのは「オクマレ」ベネズエラのマラカイボ湖近郊でとれる
クリオロ種オクマレというカカオを使った物。繊細な桃や杏の薄皮の様なフルーティー
な香りというのだけど、杏の薄皮の香りってどんな香りなのかはよく解らない。
でも、全体としてはビターで、確かにフルーティ。舌に感じる甘味ではなく、香りが
甘いといった感じのガナッシュが詰まっている。こういった感じが私の好み。
ほかの２つも、赤いフルーツの酸味が感じられるといううたい文句のマダガスカルは、
確かにベリーなどの赤い果実の酸味があった。これはワインに合わせてもよさそう
。野性的で力強い苦みが持続するというアクラは、食べた瞬間はとろりと甘くて
「そうかな？」と思っていても、チョコが口の中を通り過ぎた後も余韻のある終わり方。
どれもこれも、ウィスキーなどと合わせて食べたくなる。チョコレートの中に苦みの
あるカカオのガナッシュ。これが私の好きなチョコレート。そんな私にはぴったり
はまったチョコレート、クリオドメリダ。

あぁ、期間中にもう1箱買いに行けるだろうか。

オリジンーヌ・カカオ
東京都目黒区緑が丘2-25-7ラ・クール自由が丘2Ｆ
ＴＥＬ：03-5731-5071
10：30-19：30