ソウルストア [近所の食卓（札幌圏の飲食店）]
札幌のスープカリー店「イエロー」にいた方が 独立して出したお店が
北海道立美術館の隣にあるという話を聞いていた。大通や札幌からは
ちょっと距離があるので のびのびになっていたのだけど、行ってみよう
という事になった。
周りは住宅が多いという中に 古めの店が街にしっくりなじんでいる。
店内は6,7人位座れるカウンターとテーブル席2席といったこじんまりとしたお店。
まずはスープを選び、次に具材を中心とした○○カレーというのを選ぶ
という方式。スープは2種類。開店当初からあるすっきりした辛さの
クラシックと より濃厚で甘味もあるボッサ。これは昨年の12月に
登場したものらしい。
これに、定番野菜とチキンなどいろんな種類の具材がある。
私は荒挽きラムとニラ豆腐のカリーをボッサで。辛さは5段階の内
4番の割と辛口に。
私は本当にラム肉が好きなのだなぁと思い知る。荒挽きラムという
のから目が離せなくなってしまったのだ。
やってきたスープカレーは目の前に中央にどどーんとゴボウの
天麩羅がそびえている。
20センチぐらいのゴボウがそのままの大きさでてんぷらの衣を
つけて揚げてある。それに、紅芋が入っているところが特徴的。
ジャガイモは無し。他にはピーマン、かぼちゃ、ニンジン、ふるふる
の絹ごし豆腐とニラ、上には水菜と韓国唐辛子がトッピングされている。
荒挽きラムは下のほうに沈んでいる。これは丁度良い荒さで 量もたっぷり。
スプーンで掬うたびに 結構な量のラム肉が掬いあがってきた。挽肉だから
食べ応えは無いかなと思っていたけれど、なんのなんの。しっかりラム肉を
主張していた。
そして驚いたのが目を引いたゴボウ。丸のまま天麩羅にしてあったので
がりっと硬いのを想像してかんでみると、柔らかい。一旦蒸すか茹でるか
して下処理をしたものを上げているのだ。この柔らかいゴボウが ちゃんと
土の香りを残していて 食べ応えもあり。美味しいなぁ。
スープは4番で私には丁度良かった。ガツンとくる辛さではないのだけど
じわじわと聞いてくる辛さ。辛味油を浮かべてあるタイプのスープカレーは
最初にスープを飲む時に気をつけないとげほげほ咳き込む事になる。
でも、ソウルストアのスープは一気に辛さが頂点に来るタイプではないので
色々味わいを楽しみながら飲む事ができる。
多分 辛さとしてはかなり強い方だと思うのだけど 充分食べきる事ができる。
もちろん、今回私が頼んだのは 濃くてやや甘味があるボッサだからという
のも大きいのだろうけど、あぁ好きなタイプのカレーだ。
辛さが早めに過ぎていくさらっとしたタイプのカレーもいいけれど、
この食べるたびにじわじわと効いて来るこのタイプの方が好きだなぁ。
ココナッツ感はあまりしないのだけど、スープは相方のクラシックに比べると
白濁している。色もオレンジ色が強め。
紅イモの甘さとスープの辛さの両方で食べるのもまた面白い。これは
ジャガイモよりもやはり紅芋なのだろうな。それに、私の頼んだものには
豆腐も入っている。このふるんとした絹ごし豆腐をスプーンで掬いながら
食べるというのはいい。
深めの鉢に入ってきたスープカレーは沈んでいるものが見えないだけに、
スプーンで掬いあがったところで何が取れたか判るというのが面白い。
普通のお店だともう少し浅めのお皿に入っているので、どの具材を食べる
かは狙って食べる感じなので その差が面白い。
あぁ美味しかった。外に出ると少々風が冷たかった。風に吹かれて首もと
がひんやり。少々汗ばんでいた事に気が付いた。身体は中からぽかぽか。
こんな温まり方っていいな。
また食べに行かなくっちゃ。
ソウルストア
札幌市中央区北1条西18丁目市田ビル１F（道立近代美術館西側門の前）
011-616-8775
11:30-20:30L.O. 月曜の不定休
北海道立美術館の隣にあるという話を聞いていた。大通や札幌からは
ちょっと距離があるので のびのびになっていたのだけど、行ってみよう
という事になった。
周りは住宅が多いという中に 古めの店が街にしっくりなじんでいる。
店内は6,7人位座れるカウンターとテーブル席2席といったこじんまりとしたお店。
まずはスープを選び、次に具材を中心とした○○カレーというのを選ぶ
という方式。スープは2種類。開店当初からあるすっきりした辛さの
クラシックと より濃厚で甘味もあるボッサ。これは昨年の12月に
登場したものらしい。
これに、定番野菜とチキンなどいろんな種類の具材がある。
私は荒挽きラムとニラ豆腐のカリーをボッサで。辛さは5段階の内
4番の割と辛口に。
私は本当にラム肉が好きなのだなぁと思い知る。荒挽きラムという
のから目が離せなくなってしまったのだ。
やってきたスープカレーは目の前に中央にどどーんとゴボウの
天麩羅がそびえている。
20センチぐらいのゴボウがそのままの大きさでてんぷらの衣を
つけて揚げてある。それに、紅芋が入っているところが特徴的。
ジャガイモは無し。他にはピーマン、かぼちゃ、ニンジン、ふるふる
の絹ごし豆腐とニラ、上には水菜と韓国唐辛子がトッピングされている。
荒挽きラムは下のほうに沈んでいる。これは丁度良い荒さで 量もたっぷり。
スプーンで掬うたびに 結構な量のラム肉が掬いあがってきた。挽肉だから
食べ応えは無いかなと思っていたけれど、なんのなんの。しっかりラム肉を
主張していた。
そして驚いたのが目を引いたゴボウ。丸のまま天麩羅にしてあったので
がりっと硬いのを想像してかんでみると、柔らかい。一旦蒸すか茹でるか
して下処理をしたものを上げているのだ。この柔らかいゴボウが ちゃんと
土の香りを残していて 食べ応えもあり。美味しいなぁ。
スープは4番で私には丁度良かった。ガツンとくる辛さではないのだけど
じわじわと聞いてくる辛さ。辛味油を浮かべてあるタイプのスープカレーは
最初にスープを飲む時に気をつけないとげほげほ咳き込む事になる。
でも、ソウルストアのスープは一気に辛さが頂点に来るタイプではないので
色々味わいを楽しみながら飲む事ができる。
多分 辛さとしてはかなり強い方だと思うのだけど 充分食べきる事ができる。
もちろん、今回私が頼んだのは 濃くてやや甘味があるボッサだからという
のも大きいのだろうけど、あぁ好きなタイプのカレーだ。
辛さが早めに過ぎていくさらっとしたタイプのカレーもいいけれど、
この食べるたびにじわじわと効いて来るこのタイプの方が好きだなぁ。
ココナッツ感はあまりしないのだけど、スープは相方のクラシックに比べると
白濁している。色もオレンジ色が強め。
紅イモの甘さとスープの辛さの両方で食べるのもまた面白い。これは
ジャガイモよりもやはり紅芋なのだろうな。それに、私の頼んだものには
豆腐も入っている。このふるんとした絹ごし豆腐をスプーンで掬いながら
食べるというのはいい。
深めの鉢に入ってきたスープカレーは沈んでいるものが見えないだけに、
スプーンで掬いあがったところで何が取れたか判るというのが面白い。
普通のお店だともう少し浅めのお皿に入っているので、どの具材を食べる
かは狙って食べる感じなので その差が面白い。
あぁ美味しかった。外に出ると少々風が冷たかった。風に吹かれて首もと
がひんやり。少々汗ばんでいた事に気が付いた。身体は中からぽかぽか。
こんな温まり方っていいな。
また食べに行かなくっちゃ。
ソウルストア
札幌市中央区北1条西18丁目市田ビル１F（道立近代美術館西側門の前）
011-616-8775
11:30-20:30L.O. 月曜の不定休
幸福もんにメッセージ
幸福もんへのメッセージはこちら↓から
スープが選べる上に、粗挽きラムとニラ豆腐だなんてー。ラム肉がちょっと苦手な私でも思わず注目してしまいました。とってもおいしそうですね☆
ごぼうの天ぷらも渋くていいな。と、きりがないですが・・・。
こまめにいろんな場所を開拓してる幸福もんさん、日頃からのそのマメさがおいしさに結びつくんですね。
by うさこ (2010-04-06 18:22)
中身のスープカレーもさることながら
どんぶり？／小鉢？／器の感じが最高ですね！！
実に美味しそうな感じが・・・
またまた変なことに目がむいてすみません？？？
by miopapa (2010-04-06 20:45)
豆腐入りですか。
なるほどー。
by mei (2010-04-07 12:37)
＞うさこさん
一番びっくりはゴボウの柔らかさでした。
他のメニューも美味しそうだったので、また行って別の
ものを頼みたくなりました。
私の場合、マメというより食い意地とか、執念とかそういった
問題かもしれません。
＞miopapaさん
ありがとうございます。
そこに注目してくださるのがmiopapaさんなので とっても嬉しいです。
＞meiさん
豆腐って言うのが 最初に想像していたよりずっと合いました。
絹ごし限定だと思いましたね。
by 幸福もん (2010-04-07 22:09)