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グリーンピア大沼 夕方から翌朝 [旅のお話]

函館小旅行 その3

温泉に入って 父と一緒に窓辺でビールを飲む。眼下には 山の緑が広がる。
そんな風にゆったりしている内に 夕食の時間。
ゆったりと寛いだ気持ちで食堂へ向かう。

宿泊についているお決まりのコース。せっかくだから 追加メニューでも
頼もうかと メニューを頼むと なにやらごそごそ。少々時間がかかって
やってきたのはA4サイズの紙にプリントアウトされた その日のコースのお品書き。
多分、お品書きなどは特に用意をしていなかったのを わざわざ作ってくれたのだ。
あぁ、我々のお願いの仕方が悪かった。今日、目の前に並んだ料理のお品書き
ではなくて、追加メニューが欲しかったのだ。結局、追加メニューという物は
無いということが判明。
グリーンピア.jpeg
温泉宿でよく見かける陶板で小さなすき焼き。陶板に割り下が入っていてそれに
野菜を入れて、ぐつぐつ煮たったところで肉を入れていただく。少量だったけど、
霜降り肉が美味しい。母はこの割り下に食べ終わった卵を入れて卵とじにし、
父は最後に白いご飯にかけて食べるという。それぞれ美味しそうだ。
そんな時も、蓮華を出してくれたり、再度暖める為の燃料を出してくれたりと 
色々気を使っていただいた。
料理は素晴らしく美味しいというほどではないけれど、スタッフがお客さんに
気持ちよく過ごしていただく為にと、こちらが予想した以上の親切を返して
もらうのが嬉しい。
満足して部屋に戻る。

部屋は東向き。朝日がきれいに見えるという。両親は日の出を見たいという。
日本の中でもかなり東の方に位置する北海道の日の出は非常に早い。日の出が
解るようにと、レースカーテンだけにして眠りに付く。
朝、明るくて目がさめたのは午前3時半。まだ日の出前だけど、太陽はかなりの
存在感。しばらくすると横のベットで母が動く気配がする。だってかなり
まぶしい位になってきている。
とろとろとしていると、4時過ぎに「ほら、日の出だよ」と父と母は起きだしてきた。
大きな窓から 雲海のような山と朝日。神々しい風景が広がっている。
日中見たときには 単に木が植わっていただけの山肌に もやがかかって湖のよう。
さすがにその時間から散歩をするのは早いと 2度寝をし6時から散歩に出る。
朝露がきらきら光る 森や芝の中をお散歩すると体の中を朝の清浄な空気が満たしていく。
たまの早起きも悪くない。

<この日 いただいたメニュー>
先付け:鮭ベーコン巻きいくら
前菜:3種盛り
お造り:まぐろ。海老、帆立
台の物:すき焼き
焼き物:甘鯛素焼き
酢の物:炙りサーモン
揚げ物:穴子と花さつま天ぷら
煮物:高野豆腐と里芋の炊き合わせ
食事:白飯(ふっくりんこ)
吸い物:筍つみれ汁
香の物:キャベツ新漬け
デザート:ゼリー


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