藪半 [近所の食卓(札幌圏の飲食店)]
久しぶりに藪半へお酒を飲みに行こう。
藪半は小樽のお蕎麦屋さん。夕方の早い時間帯から行って、お酒を飲んで最後におそばで〆るというのはお気に入りのコース。
この日もまだ日が高い17時くらいに小樽に到着して、駅から歩いて藪半に向かう。
結構速い時間帯ながら藪半には続々とお客さんが入っていく。
まずは天ぬきで一杯いただく。
天ぬきというのは天ぷらそばからそばを抜いたもの。おだしの中に立派なエビ天がふよふよと浮かび、筍、ねぎ、三つ葉、そばの実などが入っているもの。
天ぷらって 衣がカリッとしたところをいただくものだけど、天ぬきは違う。衣がおだしを含んでふよふよしたところをいただくのがうまいのだ。
ピンとまっすぐに上がった大エビのてんぷらは 3人で割っても 十分食べる所があった。底に沈んでいるそばのみをぷちりと噛むのが楽しい。
これはまさに、具材をいただくというよりも お出汁をつまみにするといったもの。
影虎は 厚揚げの表面をこんがりと焼きあげたもの。
表面の黄金色と焦げ目の黒が虎の様に見える。そして、こちらの厚揚げはとってもきめの細かなお豆腐が厚揚げになっている。しっかりと水は切れているのだけど とてもきめが細かい。こんなシンプルな料理は素材の違いが大きな違いになる。
卵焼きは黒い器に黄色い卵焼きが映える。赤ちゃんの肌みたいな柔らかな卵焼きを大根おろしと一緒にいただくのがいいのだ。
今回面白かったのが 竹鶴生酛という日本酒。
次回の朝ドラ「まっさん」で沸くニッカウィスキーの創始者竹鶴政孝さんの生家の広島の酒屋さん竹鶴酒造。そこの日本酒。ウィスキーとまではいかないけれど、かなり色がついている。日本酒にしては珍しい。
飲んでみると、ドライシェリーを思わせる雰囲気。なかなか出会わない日本酒でした。
最後はせいろで〆。せいろ1枚は 軽めで消化も良くて〆には最適。
少々暑くなってきたものの、最後は蕎麦湯をいただく。
はぁ~、幸せだ。
蕎麦屋のお酒はかくも楽しい。
<この日 藪半でいただいたもの>
天ぬき
かげ虎
出汁巻き卵
酒粕漬け
板わさ
せいろ
日本酒:大七、竹鶴生酛 蔵太鼓
藪半
小樽市稲穂2丁目19-14
11:00-16:00 16:30-20:30 火曜休み
藪半は火曜日がお休みになりました。
藪半は小樽のお蕎麦屋さん。夕方の早い時間帯から行って、お酒を飲んで最後におそばで〆るというのはお気に入りのコース。
この日もまだ日が高い17時くらいに小樽に到着して、駅から歩いて藪半に向かう。
結構速い時間帯ながら藪半には続々とお客さんが入っていく。
まずは天ぬきで一杯いただく。
天ぬきというのは天ぷらそばからそばを抜いたもの。おだしの中に立派なエビ天がふよふよと浮かび、筍、ねぎ、三つ葉、そばの実などが入っているもの。
天ぷらって 衣がカリッとしたところをいただくものだけど、天ぬきは違う。衣がおだしを含んでふよふよしたところをいただくのがうまいのだ。
ピンとまっすぐに上がった大エビのてんぷらは 3人で割っても 十分食べる所があった。底に沈んでいるそばのみをぷちりと噛むのが楽しい。
これはまさに、具材をいただくというよりも お出汁をつまみにするといったもの。
影虎は 厚揚げの表面をこんがりと焼きあげたもの。
表面の黄金色と焦げ目の黒が虎の様に見える。そして、こちらの厚揚げはとってもきめの細かなお豆腐が厚揚げになっている。しっかりと水は切れているのだけど とてもきめが細かい。こんなシンプルな料理は素材の違いが大きな違いになる。
卵焼きは黒い器に黄色い卵焼きが映える。赤ちゃんの肌みたいな柔らかな卵焼きを大根おろしと一緒にいただくのがいいのだ。
今回面白かったのが 竹鶴生酛という日本酒。
次回の朝ドラ「まっさん」で沸くニッカウィスキーの創始者竹鶴政孝さんの生家の広島の酒屋さん竹鶴酒造。そこの日本酒。ウィスキーとまではいかないけれど、かなり色がついている。日本酒にしては珍しい。
飲んでみると、ドライシェリーを思わせる雰囲気。なかなか出会わない日本酒でした。
最後はせいろで〆。せいろ1枚は 軽めで消化も良くて〆には最適。
少々暑くなってきたものの、最後は蕎麦湯をいただく。
はぁ~、幸せだ。
蕎麦屋のお酒はかくも楽しい。
<この日 藪半でいただいたもの>
天ぬき
かげ虎
出汁巻き卵
酒粕漬け
板わさ
せいろ
日本酒:大七、竹鶴生酛 蔵太鼓
藪半
小樽市稲穂2丁目19-14
11:00-16:00 16:30-20:30 火曜休み
藪半は火曜日がお休みになりました。
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