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コレド室町 [旅のお話]

初夏の旅 その6

快調にスタートした2日目。お昼ご飯までの間はコレド室町に行こうと思っていた。
日本橋近くに4月にOPENしたこの施設。通常の複合ビルとちょっと違って、江戸の老舗がいくつか入っているのが面白いところ。
漆器の山田平安堂やセレクトショップの中川政七商店などちょっと気になるお店が多いのだ。

ひとまず我々が向かったのはお箸の箸長。
ここ1年位、自分たちが毎日使うお箸を探していた。いろんなところで探しているのだけど、なかなかこれというものが無かったのだ。
箸長は狭い店内ながら、いろんな産地のいろんなお箸がずらり。
その中で気に入ったのが2種類。とても軽い塗りのお箸と、フクロウが螺鈿で入っているお箸。フクロウは福にも不苦労(苦労せず)にもつながり人気のがら。それに、我々がひいきにしているサッカーチームはシマフクロウがマスコットなのだ。
でも、もう一方はとても軽い赤と黒の夫婦箸で 銀のドットが3つ入ったモダンなもの。
結局、お箸はモダンな銀ドットにして、フクロウの螺鈿は同じ柄の箸置きを買う事にした。
気に入ったものが両方揃えられて非常に嬉しい。
箸長.jpg
旅先で日頃使うものを見つけると、それを使うたびにその時の旅の様子が浮かんで嬉しいもの。旅先から日常の物を持って帰るのは大変なときもあるけれど、お箸だったら小さくて軽いからいいよね。

この後、刃物の日本橋木屋では ずらりと並ぶ刃物を眺める。料理の道具やはさみだけではなく、彫刻刀や毛抜きまで。日本刀技術がここに活かされているというのがよく解る。まるで博物館をめぐるようにそれらの道具を見るのが楽しい。
そしてその芸術的なものは、希望をすれば買えてしまうのだから素晴らしい。

そんな老舗の技に触れるひと時でした。


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うさこ

こんなに老舗の技が見られる場所だったのですね。
春に東京へ遊びに行った時にコレド室町にも行ってみたのですが
オープンしたてだからか、人の多さに圧倒されて早々に退散。
でも、周辺の路地を入ったところなどにも心ひかれる味わい深いお店がいろいろあって、日本橋っていう街の奥深さは少し体験しました。
今度は、建物の中も外も、ゆっくり歩いてみたいなあ。
by うさこ (2014-07-21 16:01) 

幸福もん

>うさこさん
関東はどこへ行っても人が多いですが、それでも一時期の
大混雑とは違っていたと思います。
今行くCOREDO室町も良いと思いますよ。

by 幸福もん (2014-07-29 23:23) 

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